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第87回郡山メーデー集会〜分断を乗りこえてこそ、憲法改悪をとめられる

動画(5分)

 4月28日、第87回郡山メーデー集会が、福島県郡山市総合福祉センターで開催され、地域、職場から100名が集まった(主催:働く者の権利を守る第87回メーデー集会実行委員会)。

 集会の講演は、「正規・非正規、性別、既婚・未婚、世代の分断をこえて」と題して、「働く女性の全国センター」の伊藤みどりさん(写真上)が行った。伊藤さんは「憲法は、本当に危ないところにきている。これを押し返すには、さまざまな分断を克服することが必要だ」と語った。

 組合・市民団体からの報告では、震災後の被災地無視の国の政策との闘いが報告された。福島原発告訴団の大河原さきさんは、「福島原発告訴団が行っている告発として汚染水の問題がある。不起訴処分が福島地検から下りたが、その理由は『証拠がない』とのことで、東電や国におもねったものだ」と報告した。

 DAPPE(平和と平等を守る民主主義アクション)の久保田亮さんは、「野党共闘ができて安倍政権を倒せてもそれで終わりではない。政治が自分たちのものだという意識を持てるという流れを作り出すことが大事だ」と発言した。(湯本雅典 取材:4月28日)


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