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「オール埼玉」はなぜ実現できたのか?〜連合埼玉・埼労連の事務局長に聞く
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「オール埼玉」はなぜ実現できたのか?
 〜連合埼玉・埼労連の事務局長に聞く

    湯本雅典

動画(6分半)

 埼玉県では、3月6日の「安保法制廃止!立憲主義を取り戻す オール埼玉総行動」に10100人が集まった。その後援団体に名を連ねたのが、連合埼玉(連合)と埼労連(全労連)だ。これは沖縄を除き本土では、ほぼ見ることのできない光景であった。今回、両団体の事務局長に安保法制に対する思いを聞いた。

〇連合埼玉 佐藤道明事務局長

(「オール埼玉総行動」の後援団体となった)いきさつは、いろいろある。しかし、安保法制という大きな問題を前に、連合埼玉は何をやっているのかと言われたくない。あの60年安保も、前列には学生がいたが、それを支えていたのは労働組合だった。
 連合としては、今回の安保法制の問題は、まず決め方が悪いと思っている。安倍首相は、十分時間をかけたといっているが、かってのPKO法や周辺事態法からくらべても全然足りない。そして最後は、強行採決という暴挙だった。立憲主義、民主主義、平和主義を守らなければならない。

〇埼労連 宍戸出事務局長

 埼労連という労働組合が前面に出ると、「うちは入れないよ」という団体さんがあるのは事実で、それはよくわかっていた。だったら、「共闘」のためならということで下支えの取り組みでもいいからとがんばってきた。
 オール埼玉実行委員会の努力でここまでこれた。中央ではいろいろあるかもしれないけど、埼玉では連合さんと一緒にがんばりたい。県段階だけでなく、地域でも連合さん、中立の組合さんに働きかけ2000万署名をよびかけ、とにかく対話をしたいと思っている。
 政党間の調整だけで、野党共闘をつくり参院選で安倍政権をおいつめることはできない。私たち有権者の運動なしには、野党共闘は前進しないと思っている。

 「オール埼玉総行動実行委員会」は、5月29日に1万人を大きく上回る規模の集会を計画している。

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安保関連法廃止!立憲主義を取り戻す!5・29オール埼玉1万人総行動
フェイスブック https://www.facebook.com/all.saitama/
・主催:同実行委員会
・後援:埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連
・日時:5月29日(日)9:30文化行事 10:30開会 集会後パレード
・場所:北浦和公園(JR京浜東北線北浦和駅西口下車すぐ)


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