高浜原発再稼働の日「殺すのか!」と叫ぶ人も〜2.26金曜行動レポート | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
高浜原発再稼働の日「殺すのか!」と叫ぶ人も〜2.26金曜行動レポート木下昌明2月26日金曜日、原発の大惨事からもう5年を迎えようとしている。官邸前の抗議行動では、この日再稼働した高浜原発への怒りのコールが目立った。スピーチでも、ボルトのゆるみで6万ベクレルの冷却水がもれた問題を追及する声が多かった。「殺すのか!」と叫ぶ女性もいた。 何度かスピーチする姿を撮ったことのある若い4人のファミリーが、今夜もそろって国会前でスピーチとコールをした。最初に彼らをみかけたのは、雨のふりしきるなか大きなおなかを抱えた夫人が、男の子に後ろから抱きつかれたままスピーチしていたのをおぼえている。おなかの子は女の子でいまは夫に抱かれていた。尋ねるともう「8カ月になる」という。(写真) 前々日(2月24日)のレイバーネットTVで「あれから五年〜フクシマからの避難者は今」と題するテーマで、二人の福島の女性が出演していた。なかで木田節子さんが自分の娘さんの話をされたことがショックだった。彼女は妊娠していたが、途中で成長が止まった(死んだ)と医者にいわれ中絶した、と。そのことがあって、彼女の周囲で「わたしも」「わたしも」と中絶した若い女性が多いと知らされた。なかには6カ月で中絶した胎児は片手片足がなく、残った足の指も3本しかない子だった、と……話をされた。 フクシマもいよいよヒロシマとナガサキと同じ道を歩みはじめたのか。放射線(能)のおそるべき威力が顔をのぞかせはじめた。(*) その放送のあとだったので、ファミリーの8カ月の子がすくすく育つことを祈らずにはいられなかった。経産省前テントは、この日で「1630日」になった。 反対の声を上げなくなったら、日本は滅びていく。 *1957年につくられた亀井文夫監督のドキュメンタリー映画『世界は恐怖する―死の灰の正体』でホルマリン漬けにされた奇形児たちが再び問題になってきた。 *レイバーネットTV「あれから五年〜フクシマからの避難者は今」アーカイブ Created by staff01. Last modified on 2016-02-27 12:12:28 Copyright: Default |