フクシマ農家の苦難を訴える人も〜2.12再稼働反対!金曜行動レポート | |
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フクシマ農家の苦難を訴える人も〜2.12再稼働反対!金曜行動レポート木下昌明2月12日の金曜日。あと1カ月で5年目の3.11を迎える。この日官邸前で、沖縄から爆音中止の要請にきた赤嶺さん(写真下)がスピーチした。彼は原発事故当時、埼玉の娘さんから赤ん坊のミルクの水がないと訴える電話があったと話した。また「沖縄になぜ原発がないのか。それは米軍が止めたからだ」と訴えていた。 官邸前ではマスコミに顔を撮られたくない人が行列の中から発言する。そのなかで茨城からきた女性は「実家が福島の農家で、兄さんが作物の値くずれがひどく農業をやめたい」という訴えをスピーチした。こんど『大地を受け継ぐ』という福島のある農家の苦難のドキュメンタリーが、「ポレポレ東中野」で20日より公開される。これは茨城の女性の訴えがよく伝わってくる傑作。ぜひみてほしい。 また国会前では、いつもコールの際にはドラムを叩いているミュージシャンのシトロン稲葉さん(写真)が珍しくスピーチした。彼は昨年11月25日にレイバーネットTVに出演してくれたが、浪江町の人々の苦衷を訴えた。スピーチの人々のなかに選挙の大切さを訴える人々もふえてきた。 希望のエリアでは、先週紹介した昨年の暮れに大手術の男性が今夜も参加していて、病気上がりとは思えない身軽さで歌に合わせて踊っていた。 同じ先週、大きな声を出し手を叩いていた野球帽の男性(写真)に経産省前で出会ったので、話をきいてみた。彼は地下鉄の入り口の前にいつもいるが、「あそこが暖かいからだ」と。「だんだん人が少なくなっていくのでは?」と尋ねると、彼は「そうでもない。だめなものはだめなんだ。いまの安倍政権はやりたい放題だ」と批判した。ファシズムは人々の沈黙をエサにはじまる。声を上げつづけよう。 Created by staff01. Last modified on 2016-02-13 12:26:32 Copyright: Default |