自由と生存のメーデー2015 | |||||||
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5月2日、「反富裕 Life is a Scandal」を掲げる「自由と生存のメーデー2015」が東京渋谷の街を約2時間半、デモ行進を行った。呼びかけはフリーター全般労働組合、主催は自由と生存のメーデー2015実行委員会。 毎年、メーデー前後の土曜日に若者たちを中心として行われている「自由と生存のメーデー」は、今年は120人以上の「ゾンビ」を集め、ショッピング客や外国からの観光客で賑わう原宿・渋谷の繁華街をデモ行進した。 このゾンビのメイクは、金持ちには「死んだ奴ら」のように思われている貧しい若者たちのすでに死んでいるような生活を、死にながらも生きる「ゾンビ」に見立てたものだ。 神宮橋の上でスタート前の集会では、反貧困活動家の雨宮処凛さんをはじめ、麻生邸リアリティツアー訴訟団やAPFS、野宿者支援団体などからのアピールがあった。 1時過ぎにスタートしたデモ行進は、夏のような日差しの下、「ゾンビ」のメイクで「消費税を廃止しろ、税金は金持ちから取れ」、「相続税を100%にしろ」、「グローバル資本主義反対」、「路上解放、公園解放」、「人に迷惑をかけるぞ」、「死んでも生きるぞ」などのシュプレヒコールを上げながら、原宿駅からNHK前、PARCO前、渋谷駅前、宮下公園を通り、表参道、原宿、千駄ヶ谷区民会館まで、約4キロを歩いた。 途中、宮下公園前では、公園の閉鎖に反対するグループとエールの交換を行い、またマクドナルドの前では「時給を上げろ」、ナイキの前では「公園を返せ」などのシュプレヒコールが上がった。 この後、自由と生存のメーデーは午後6時から千駄ヶ谷区民会館で「ピケティっておいしいの?」というタイトルで、現在の資本主義の矛盾に関する集会を開く。 Created by Staff. Last modified on 2015-05-02 19:38:19 Copyright: Default |