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「週刊金曜日」ニュース:『朝日新聞』バッシングから1年 「慰安婦問題」と歴史歪曲主義者たち
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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2015.9.4
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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┃Kindle版┃
┗━━━━┛どうする? 親の介護
      [太田佐恵子:著]
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いつの時代でも、子にとって心配なのは「親の介護」のことですよね。
今は元気でいても、いつか「Xデー」はやってくる。
……やっぱり子が介護しないといけないんだよね?
介護っていくらかかるの? 仕事と家庭と介護、両立できるのかな?
仕事辞めないと無理かしら? かといって仕事を辞めちゃうと収入が……。
親の介護は子世代の人生設計にもからんでくる問題だけに、悩みはつきませ
ん。
そんな悩める子世代に、どう解決すればいいのか、どんな解決方法があるの
か、
長年、遠距離介護問題に取り組んできた太田さんが贈るアドバイス。
介護に直面している人、これからの介護の備えたい人、双方におすすめです。

Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001763.php 

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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 【1】注目の記事


■『朝日新聞』バッシングから1年
「慰安婦問題」と歴史歪曲主義者たち


●放言と妄言で彩られた右派論壇20年
直言対談 早川タダノリ×能川元一

年ごとに表現が過激にエスカレートする右派メディア。中身は読まずとも、電
車内等で見かけるその扇動的で差別的なコピーは、確実にこの社会の空気を変
え、「敵」に対する不寛容の精神を醸し出している。こうした憎悪にまみれた
汚い語句は、なぜ生み出されているのか。


●「挺身隊=慰安婦」報道を非難する側の虚構
吉方べき

一連の「『朝日』バッシング」をめぐる争点の一つ、「挺身隊=慰安婦」の混
同が『朝日新聞』による捏造とする非難は妥当なのか。記事を書いた植村隆氏
は批判の矢面に立たされたが、「吉田証言報道」が韓国での「慰安婦」問題へ
の認識を変えたとの右派による主張と同様、まったく的外れの中傷だった。ま
た今回、新たに浮上した1974年の『サンケイ』(当時)書籍の影響は、こ
れまでの「常識」を打ち破るものだ。


●植村隆氏への攻撃、いまだ止まず
陰湿化・常態化する北星学園大学脅迫事件
長谷川綾

「娘を絶対に殺す」と脅し、ポルノを大量ファクス──。元『朝日新聞』記者、
植村隆氏(57歳)と勤務先の北星学園大学(札幌)への脅迫発覚から1年。攻
撃は先鋭化し、報道自粛もそのまま、解決はほど遠い。


●「捏造」論が事実でないと認めた西岡力氏
注目される植村隆『朝日新聞』元記者の従軍「慰安婦」報道名誉毀損裁判
神原元

植村隆『朝日新聞』元記者の記事を執拗に「捏造」呼ばわりして誹謗し続け、
同記者が人身攻撃にさらされるきっかけを作った、西岡力・櫻井よしこ両氏。
この裁判は、元従軍「慰安婦」の尊厳を貶め、デマによる個人攻撃も辞さない
右派論客と御用メディアに対する、社会正義をかけた闘いでもある。


●安世鴻 私が「慰安婦」を撮り続ける理由
聞き手・岡本有佳

右派そして安倍政権がもっとも否定したい日本軍「慰安婦」強制の歴史的事実。
その「消せない痕跡」を撮り続ける日本在住の韓国人写真家・安世鴻さんの最
新写真展が9月4日に東京都内で開幕する。同展にかかわる編集者・岡本有佳
さん(『風工房』代表)が聞く。 



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 【2】  編集長後記


 8月30日のデモは小社でも個人的に参加した人が多いようだ。先週号の高田
健さんの記事と30日の国会前の大規模抗議運動のシールズなどのスピーチを受
け、強く印象に残ったことは、50年を超える平和運動へのリスペクトとそれを
引き継ぐ意志がおそらく初めて明確に提示されたことだ。

 平和運動の智恵を引き継いでいく行為は合理的だと私は考えている。なぜか
日本社会はロスジェネ、U30だと常に若い世代が上の世代に古いとダメ出し
をして、新しい改革案が提示されてメディアや社会はそれを拡散し消費してき
た。このような世代の類型は一つの概念にすぎず、現場から乖離していないだ
ろうか。

 まさに足元の首都圏ほど高度成長を担った地方からの移住者が多く高齢化が
深刻に進んでいるのだ。違いや差異を消費する姿勢に慣れ親しんでしまっては
いるが、違いを強化することは正しく考えることにとってマイナスにも働く。
自分はあなたと違うというよりも、自分はあなたと同じですという可能性と迷
いを傍らに置きたい。(平井康嗣)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】2015年9月11日号(1055号)予告


【特集タイトル】
●<メイン>
憲法をまもれ!
デタラメ政治と闘う人々
 
 
政権を待ち構える戦争法案違憲訴訟 原告インタビュー
 
日本会議の創設メンバー、村上正邦元自民党参院幹事長が安倍首相を叱る!
 
“戦争法案の仕掛け人”安保法制懇のインチキさに防衛大学名誉教授が激怒
 
日本の企業や政府を盗聴していたNSA 日本側の協力疑惑 小倉利丸
 
軍事技術の民生転用は幻想である 本田浩邦
 
戦死という現実 Death in the War   八柏龍紀
 
米軍辺野古新基地を大阪で引き取る運動の波紋 平賀次郎
 
 
 
世界に学ぶ悪政を覆す方法
社会を変える「15%の法則」 伊藤千尋
 
映画『首相官邸の前で』小熊英二インタビュー
 
 
 
“自称芸術家”ろくでなし子がみた8・15 靖国って何ですか
 
 
【強力連載】
それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
風速計 中島岳志
新・政経外科 佐高信
飛耳長目 佐藤優
昭和の愛国ビジネス 早川タダノリ
俺と写真 本多勝一
初めて老いった!?  石坂啓
コント工場の有機物  かわら長介
無責任架空対談  松崎菊也
メディア一撃  岩本太郎


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


┃Kindle版┃お金のギモン! 何で私に聞くんですか?

斉藤賢爾:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/001727.php


著者の斉藤賢爾さんはビットコインに代表されるデジタル通貨の専門家。
ですが、本書はビットコインの解説本ではありません。
お金や経済についての素朴なギモンに、斉藤さんが答えます。
「今こそが物々交換の時代の始まり」「狩猟採集時代が復活する」──
と語る斉藤さんの回答は謎だらけ。
お金とテクノロジー、そして人間と社会の関係について考察した1冊です。



★反知性主義とファシズム

著者:  佐藤優・斎藤環 1400円+税、四六並製・264頁
ISBN:  978-4-86572-002-0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000493.php

知の怪物と気鋭の精神科医がカルチャー(AKB、村上春樹、宮崎駿)から
反知性主義がはびこる日本社会を読み解く。振り幅の大きい対談は
ファシズムよりも恐ろしい状態を私に示唆する。

「知的に興奮する対談だった。斎藤環氏と話していると、
既視と未知の感覚が私の心の中で交錯する」(佐藤優)
「本書の最大の読みどころは、佐藤さんと私の意見が
もっとも対立した『風立ちぬ』論でしょう」(斎藤環) 


★貧困なる精神26集 「戦争」か侵略か

著者:  本多勝一 1400円+税、B6版並装 184頁
ISBN:  978-4-86572-003-7
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000495.php

朝日新聞入社以来約六〇年、ジャーナリズムの第一線で書き続ける本多勝一。これまで数
多くのル

ポを記してきたが、ジャーナリストとしての転機になったのは、ベトナム戦争を取材した
『戦場の

村』であった。その体験は彼の生涯に決定的な「あるもの」を投げかけ、その後の『中国
の旅』、

『南京への道』へと続く。「満州事変の前夜に相当する」と言われる今、ジャーナリズム
に求めら

れるものとは何か?著者渾身のシリーズ最新刊。


★絶望という抵抗

著者:  辺見庸・佐高信 1500円+税、四六判上製・208頁
ISBN:  978-4-906605-99-6
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000490.php


「人間はここまでおとしめられ、見棄てられ、軽蔑すべき存在でなければならないのか」
──辺見

庸

侵略という歴史の無化。軍事国家の爆走と迫りくる戦争。人間が侮辱される社会・・・。
二人の思

索者が日本ファシズムの精神を遡り、未来の破局を透視。誰かが今、しきりに世界を根こ
そぎ壊し

ている。日本では平和憲法を破棄しようとする者が大手を振っている。
喉元に匕首を突きつけて私たちは互いに問うた。なぜなのだ?あなたならどうする?呻きに
も似た、

さしあたりの答えが本書である。 



★『週刊金曜日』臨時増刊号 特別編集「従軍慰安婦」問題(2014年10月29日号)
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000489.php 

「慰安婦」問題で日本が問われていること

『朝日新聞』の検証記事以降、「従軍慰安婦」問題がさまざまな論議を呼んでいます。
全国紙や有力雑誌による『朝日』バッシングは苛烈さを増し、政府与党からも批判の声が
相次いで

います。
しかし、歴史修正主義者がどのように主張しようと、「従軍慰安婦」の強制性を裏付ける
証言・資

料は否定できません。
歴史修正主義の蔓延する現在の状況では「本当のこと」を把握するのはたやすくありませ
ん。
肝心の資料の解説がねじ曲げられたり、証言が過小評価されたりすることが多いからです
。
そこで、この問題の核心をわかりやすく解説する臨時増刊号を刊行します。
『週刊金曜日』掲載記事のほか主要な資料を添付した、まさにまるごと一冊「従軍慰安婦
」号です

。

〈主な内容〉
対談 梁石日×辛淑玉 「国家」にしかよりどころがない日本人
半藤一利氏に聞く 歴史とは人間がどういうものか学ぶこと  

今だからこそきちんと知りたい「慰安婦」問題の基礎知識  川田文子 
右派論壇誌にはびこる「慰安婦」否定の手口        能川元一 
『産経』が渋々「訂正」お粗末すぎる記事         梁澄子
証言が明かす軍「関与」の実態              西野瑠美子
河野談話と加害責任                   東郷和彦
「報道」検証より「慰安婦」問題を            上野千鶴子
被害者証言「法廷」で裁かれた日本軍           松井やより
座談会 歴史歪曲の動きにとどめを!
高嶋伸欣×俵義文×西野瑠美子×山田朗
元オランダ人「慰安婦」は「強かんと暴行」を証言     テッサ・モーリス=スズキ
グレンデール市従軍「慰安婦」碑の撤去を求める訴訟をめぐって 小山エミ
吉見義明教授に聞く 右派の思惑が外れた「河野談話」検証 
『産経新聞』の「河野談話見直し」キャンペーンに反論   林博史         
  

『文春』、大高未貴氏による?でっちあげ?報道を韓国人教授が告発 
永田浩三・元プロデューサーに聞くNHKの「慰安婦」報道  
元『朝日』記者の社会的抹殺を狙う?テロ?を許すな! 
中曽根元首相と故・鹿内産経新聞元社長の無自覚な告白 その他

○増刊号は書店のみの発売です。定期購読には含まれませんので最寄りの書店でお求め下
さい。
※本増刊号には一部、本誌掲載記事を再録しています。
※音訳版も発行します。 


★新・買ってはいけない10
著者:  渡辺雄二、1200円+税、A5判並製・208頁
ISBN:  978-4-906605-98-9
http://www.kinyobi.co.jp/publish/000487.php

必要じゃないものを買わされていませんか?
超便利な「食品添加物事典」がついています!

主な内容
第1章 「買ってはいけない」
・めでたい正月も地獄になる!? 安全・安心を求めたい「おせち料理」
・増粘多糖類に要注意、調味料の進化系「ぽん酢ジュレ」
・保存料・着色料不使用でも添加物の多さがマイナス「セブン-イレブンのお弁当」
・「スクラロース」の危険性、そろそろ真剣に考えませんか
・なんでこれがトクホなの?大いに疑問「キリン メッツコーラ」
・体に悪いものも入っている「乳酸菌飲料」
・「エナジードリンク」って何がエナジー?
・過信するべからず「二日酔い防止ドリンク」
・「見た目はミネラルウォーター」。しかしその実態は……!?
・熱中症の不安につけこむ「熱中症対策ドリンク」
・カラメル色素に注意しよう「ノンアルコールビール」
・「美白化粧品」危ないのはロドデノールだけなのか?
・風邪をひいたら飲んではいけない「風邪薬」
・ペットの健康を害する「ペットフード」
・ペットの体に農薬をつける「ペット用ノミ取り」グッズ
このほか「フロッシュ」、「ウィルス除菌製品」、「ボディシート」、「制汗ウォーター
」、「ゼ

オライト入り歯磨き剤」等、話題の商品を取り上げます。

第2章 すごく役立つ!食品添加物事典 



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 【5】イベントのご案内

★第6回「金曜日文庫」

講演タイトル:安倍政権を笑い倒す

日時:2015年9月4日(金)開場18時、18時30分〜20時

場所:寺島文庫(東京都千代田区九段北1-9-17 寺島文庫ビル1階)
 地下鉄九段下駅(5番出口)徒歩3分

登壇者:松元ヒロ(芸人)、佐高信(評論家)

参加費:2000円(飲み物、軽食代込み)、要申し込み、先着30人

申し込み先:book@kinyobi.co.jpまたはFAX 03-3221-8522 
 ※申し込み件名に必ず「金曜日文庫6回目申し込み」とご明記ください。

主催:『週刊金曜日』


==============================================『週刊金曜日』

 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk

 ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。
 ※ このメールへの返信はできません。
 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。
   
  http://www.mag2.com/m/0000140118.html

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┃発 行  株式会社金曜日                                        ┃
┃     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23        ┃
┃            アセンド神保町3階            ┃
┃        http://www.kinyobi.co.jp/                             ┃
┃編集部   mailto:henshubu@kinyobi.co.jp                         ┃
┃業務部   mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp                          ┃
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