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ブラジリア現地報告 : ファストフードグローバルアクションの国際会議開かれる
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ファストフードグローバルアクションの国際会議開かれる



首都圏青年ユニオンの神部です。(写真中央) ブラジルのブラジリアからメールしています。 こちらは夜の0時30分です。 首都圏青年ユニオンなどが2年前から関わっているファストフードグローバルアクション の国際会議がブラジルで開催され、私はそこに招待されました。23日に帰国するまで一 週間ブラジルで過ごします。 「Fight For 15(時給15ドルのために闘う)」というスローガンを掲げるこのアクションはアメリカ からはじまりましたが(2012年から)、運動に押されてロスアンゼルス、サンフラン シスコ、シアトルで最賃時給額は15ドルを勝ちとっていますし、今年の7月にはニュー ヨークで、現在の約7割増となる時給15ドル(約1861円)へ引き上げが決まりまし た。ニューヨークで15ドルになれば、このうねりはさらにアメリカ全土に波及効果をもたら すでしょう。 日本でいうところの外食(飲食)・小売り業界などで働く労働者のグローバルな労働条件 の向上を目指すこの運動は、いまやアメリカだけではなく各国政府を突き動かしています 。 ブラジル政府やブラジルの政治家たちも闘いに強く関心を持ち、今回はこの運動に関わる 政治家や労働組合のリーダー、ファストフード業界で働く当事者などを世界中から招へい し、話を聞きたいという提案があったため、この機会がうまれました。 ブラジルのサンパウロ、ブラジリアなどでのデモや、集会。複数の政治家や政府担当者と のディスカッションや意見共有。今日はブラジル上院委員会で公聴会が開かれ、ブラジル と世界のファストフード労働者の実態などが数多く証言され政府と共有されました。 私も日本のファストフードワーカーや非正規労働者の実態と労働組合の取り組みについて スピーチしたり、ディスカッションのなかで日本の現状を各国の代表者らと共有していま す。 特にアメリカではファストフードワーカーの運動だけにとどまらず、教育・医療・福祉な どの分野で働く労働者を巻き込む形で発展していることもわかりましたが、詳しくはまた 報告会なども企画しますので、その場にお譲り下さい。少しでも日本の労働運動に寄与で きるように経験を持ち帰るつもりです。 通訳も兼ねて私と参加している、松元ちえさんのFacebookや私のTwitterやFacebook、You Tubeに随時現地の様子をアップしています。 お時間ある方はこれらもご覧下さい。 https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=10153598623568824&id=710903823&notif _t=mentions_comment&ref=m_notif https://m.facebook.com/akai.jinbu/albums/875608689197804/?ref=bookmarks http://youtu.be/vnWdrGTH3zs http://youtu.be/oijVclBmEQs http://youtu.be/MdQdcu49E7c https://youtu.be/EtAPAb9IIHw https://youtu.be/dB0y3OZ_5B4 https://youtu.be/ob7dxSFowuk https://youtu.be/qwccCr3ui_8

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