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首都圏青年ユニオン : AEQUITAS(エキタス)デモのユニオン組合員の発言
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首都圏青年ユニオンの山田です。

先日行われた最低賃金の引き上げを求めるAEQUITAS(エキタス)でのデモで発言した、首
都圏青年ユニオン組合員の発言が、連合通信に載っています。

以下、全文。

組合という選択肢もあるよ/上げろ最賃デモ/青年ユニオンの女性が訴え

http://www.rengo-news-agency.com/%E7%B5%84%E5%90%88%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E
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労働問題を軸に社会的正義の実現を求める若者たちのグループAEQUITAS(エキタス
ラテン語で「公正」の意味)。メンバーの多くは学生や若い非正規労働者たちだ。首都圏
青年ユニオンに加入した「necoさん」もその一人。12月13日の「上げろ最賃デモ」では、
街行く人に向けて自身が雇い止めにあった体験を語った。

●倒れたら雇い止めに

necoさんは去年、どうしてもやりたい仕事があり、職業訓練を受けてある会社に就職した
。
ハローワークの求人では正社員で月給25万円という条件だったが、実際には実務経験がな
いという理由で時給1000円のアルバイト扱い。社会保険にも加入させてもらえなかった。
それでも半年間一度も休まず仕事を続けたが、無理がたたり、去年の秋に倒れてしまった
。「給与が出てから病院に行き、その後に話し合いたい」と伝えたら、それから一週間後
に雇い止めにされた。
「心の底から『ふざけるな』と思った」
やるせない思いでツイッターに自分の状況を書き込んだところ、首都圏青年ユニオンの委
員長からアドバイスをもらった。委員長とのやり取りをきっかけにユニオンに加入。初め
ての団体交渉で会社側に謝罪をさせ、社会保険料も払わせることができた。

●一人で頑張らないで

苦しむのは、会社を選ぶ能力がないから、という人もいる。でも「それは違うのではない
か」と思うようになった。労働基準法を守らない経営者がいることの方が問題なのだと気
付いたのだという。
「赤ちゃんが親を選べないのと同じように、入ってからでないとどんな会社なのかはわか
らない。不当な扱いを受けたとき、少しの勇気をもって組合に入って団体交渉をすれば、
おかしな経営者に対していうことをきかせることができる」
権利を主張できるのに、その方法を知る機会は少ない。貧困に陥らないためには、無知は
危険と話す。
「上げろ最賃デモを通じて、労働組合という選択肢もあること、ひどい労働条件で働いて
いる人たちに、一人で苦しまなくていいということを伝えたい」

〈写真〉新宿の街を歩くデモ隊。中小企業に税金を回し、労働者の賃金アップにつなげる
べきだ、と訴えた(12月13日、都内で)

Created by staff01. Last modified on 2015-12-17 17:19:33 Copyright: Default

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