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辺野古現地速報 : 怒りをもった人々を機動隊は止めることはできない!

       佐藤茂美

 今日(10月31日)も機動隊は午前6時45分になると動き出した。昨日、二見側の道路上の攻防にてこずった反省?を生かし、かなりの人数を配置してきた。7時近くになると、ダンプが連なってやってきた。案の定、二見の反対住民約30名はすぐに壁側に追いやられてしまった。メーンの工事車両ゲートでは二見の成功で余裕を見せる機動隊。ゆっくり排除を始める。ごぼう抜きしては少人数ごとに壁に囲い込む。

 しかし機動隊の誤算は、囲いから何人も抜けだしダンプの前に立ちはだかるのでなかなか規制ができない。その攻防が約1時間続き、機動隊に疲労が見られる。この攻防で女性が足にけがを負い病院に運ばれる。何人もの女性から機動隊のセクハラ行為の苦情が多く寄せられている。ここで機動隊の暴力に抗議するため、新ゲートを座り込みで封鎖。当然機動隊は排除を始める。しかし怒りを持った反対住民を止められるはずがない。

 機動隊はついに指揮を執る山城博治さんに襲いかかり逮捕するというが暴挙にでる。山城逮捕での攻防でまた一人頭にけがを負う。この暴挙に反対住民の怒りは頂点に達し、収拾がつかない状態になる。しかたなく県警は山城さんを釈放した。その後新ゲートを封鎖しての抗議集会は10時過ぎまで続けられた。

 ゲートでの激しい封鎖行動に恐れを抱いた安倍政権は、東京の警察本部から100〜200名の機動隊を11月2日、月曜日に送り込むことを決定したという。県民と意志が全く通じないであろう東京の機動隊の暴力で本当に死人がでるのではと危惧する。県民の意志をついでこれだけ反対行動を展開しているのに政府には届かない。その悔しさ、もどかしさに山城博治さんが声を詰まらすシーンもみられた。(10月31日)


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