レイバーネットTV「ヨーロッパの車窓から」
10/28のレイバーネットTVは「オープンチャンネル」企画の2回目。今回は
稲垣さん、根岸さんが中心になって、大揺れのヨーロッパ問題を取りあげます。
各国の論客ゲストに加え、写真・動画・音楽もふんだんに使って、「鉄道の旅」
形式で、いまヨーロッパで何か起きているのかをわかりやすく伝えます。とくに
台頭する新しい左派勢力(シリザ・ポデモス)の意義。グローバル資本主義をど
うしたら超えられるのか? 日本につながる問題がたくさん見えてくると思いま
す。当日視聴、ギャラリー参加大歓迎です。(写真=ギリシャ、緊縮政策ノーを掲げる)
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●労働者の 労働者による 労働者のための
レイバーネットTV 第93号
オープンチャンネル企画第二弾!
【ヨーロッパの車窓から〜新しい社会運動・鉄道の旅 アテネからバルセロナ】
・日時 2015年10月28日(水曜日)20:00〜21:00
・視聴アドレス http://www.labornetjp.org/tv
・配信場所 バンブースタジオ(竹林閣)
http://vpress.la.coocan.jp/bamboo.html
(地下鉄「新宿三丁目駅」E1出口近く)
・キャスター/企画構成 稲垣・根岸
・ナビゲーター 小倉利丸(雑学者)
・ゲストスピーカー アテネ 平井 玄(批評家)
パリ 稲葉 奈々子(社会学者)
バルセロナ 海老原 弘子(バルセロナ在住 翻訳家)
ヨーロッパはいま、変革の時を迎えているのではないか。EUの国境を越えた
「連帯」という統合理念は、ユーロ危機や難民問題を抱えたまま、泥船に揺られ
たままどこへ行くのか。人々は、経済に疲弊し、政治にうんざりし、希望を見出
したのが急進左派と呼ばれるシリザ(ギリシャ)、ポデモス(スペイン)なの
か。フランスでは今年年明け、シャルリー・エブドの虐殺事件が起こり、人々は
「私はシャルリ」と書かれたプラカードを掲げ、共和国広場に集まった。シャル
リって誰?
9月には移民問題が各国事情によって紛糾し、「シェンゲン協定」によって無
くなった国境が今また甦るのか。かつてヨーロッパの夜行列車の旅では国境を越
えるたびに入国審査で安眠が妨害されていたのが、いまではゆっくり眠れる列車
の旅も、また不眠状態に追いやられるのか。
皆さんも一緒に列車に乗って、アテネからバルセロナまで旅をしましょう。途
中、通り過ぎていく国や地域で、さまざまな方に出会い、その国についてのお話
を聞き、いったい大揺れのヨーロッパはどこに向かっていくのか。ただ美しいだ
けでない本当のヨーロッパが垣間見られたらと思います。
(注)★シリザ(ギリシャの急進左派連合)/2004年に6つの組織によって結成、
改良主義政党。★ポデモス(スペインの左派政党) /2011年にマドリードのプエ
ルタ・デル・ソル広場を占拠した怒れる者たちの抗議行動がきっかけでできた左
派政党、2014年に結党。★シェンゲン協定 /ヨーロッパの国家間において国境検
査なしで国境を越えることを許可する協定。
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Last modified on 2015-10-24 15:24:00
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