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広がる怒り!嵐は終わらない!〜「戦争法廃止 総がかり集会」に1750人

      佐々木有美

 10月8日、「戦争法廃止!安倍内閣退陣!総がかり行動集会」が開催された。午後6時15分(開場15分前)には、会場の東京・文京シビック館内には延々長蛇の列ができていた。私が誘導されたのは地下2階の最後尾。10月2日の日比谷野音の集会でも長蛇の列ができたが、また同じ光景が繰り返された。この日、シビック大ホールを埋め尽くす1750名が集まった。

 開会挨拶をした高田健さんは、「強行採決は阻止できなかったが、戦争法への怒りは消えず、全国で燃えている。安倍内閣を倒し、戦争法を廃止しよう」と呼びかけた。NGO非戦ネットの熊岡路矢さんが講演に立ち、「南スーダンの駆けつけ警護」の危険性を指摘した。

 シールズの本間信和さん(写真上)は、「嵐がすぎだと言う人もいるが、この嵐はそう簡単には終わらない。これから何をするかが問われている。様々な活動を次の選挙の議席数に反映させることが大切だ」と訴えた。

 国会議員の発言も力強かった。民主党の福山哲郎議員(写真上)は、「新しい民主主義が見えてきた。国会の中と外がつながった」、共産党の田村智子議員は「新しい野党をつくろう。共産党も脱皮した」、社民党の吉田忠智党首は「32の1人区で野党は一人の候補者にしぼることが必要」と、来年の参議院選挙の野党共闘を具体的に語り、会場から大きな拍手を浴びた。

 最後に、毎月の19日行動、2000万筆署名運動、参議院選挙に向けた野党との連携強化など今後の行動提起があった。会場は終始、熱気に包まれた。国会前で育まれた連帯感は、これから大きなエネルギーを生み出すに違いない。


Created by staff01. Last modified on 2015-10-09 12:03:39 Copyright: Default

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