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川内原発再稼働反対 : 8.9 猛暑の中の抗議行動
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8.9 猛暑の中の抗議行動
熱中症寸前になりながら、でも阻止したい!!!

                   中村易世(平和・協同ジャーナリスト基金事務局)

8月9日、川内原発再稼働阻止! ゲート前大行動に参加。朝から猛烈な暑さ。太陽が脳天から容赦なく照りつける午後1時から始まった集会。会場の久見崎海岸は「川内原発のそば」という案内だったが、警察の規制に従って200人単位でしか動けないデモは、普通に歩くのの3倍も4倍も時間がかかる。参加者2000人。猛暑のなか、海岸からゲートまで、ほとんど日陰がないアスファルトの道を、約1時間のデモ行進。念入りに塗りたくってきた日焼け止めクリームは、会場に着いた時点ですでに、汗ですっかり流れてしまい、何の役にも立たなかった。

途中で見つけた小さな日陰で、ときどき体を休めながらデモ「再稼働」(^^; 日本人宇宙飛行士第1号の秋山豊寛さんと広瀬隆さんも、バテて道端にしゃがみ込んでいた。「汗が目に入ってくるんだよ…」と広瀬さん。

ゲートに近づいたころ、外気の暑さより、体の熱が上がるのを感じたので、地べたに腰を下ろして休んだら、すぐ4、5人の警官が近づいてきて、矢継ぎ早に質問される。「大丈夫ですか?」「手足はしびれていませんか?」「歩けますか? 車に乗りませんか?」「水分は補給していますか?」「ありがとうございます。大丈夫です。少し疲れただけです」と、返事をしたが、真っ赤な顔で大丈夫な感じではなかったらしく、なかなか離れようとしない。

じつは、うっかり水を集会会場に置いてきて、水分を補給できなかったので、軽い脱水症状になりかけていたのかも。たまたま通りかかった知り合いに水を分けてもらい、命拾い。ヘタすると熱中症で、あの世のゲートに行くところだった。「歩けるようになるまで私がそばについています」と、一人の若い警察官が付きっきりに。「大丈夫です」と何回言っても離れない。参ったな……。「あなたたちも、仕事とはいえ、この炎天下で大変ね」「日頃から、鍛えているから大丈夫です」「どこの警察?」「福岡県からきました」

2000人程度のデモなのに、九州各県から大量に警察官が動員されている。福岡の九電本社への抗議行動より、原発を目の前にした現地での抗議行動のほうが、何倍も電力会社にとっては脅威なのだろう。私は1日だけの参加だったが、海岸にテントを張って泊まり込む人たちもいて7日から始まった連続行動は、今日(11日)の再稼働日まで続く。

「川内ゲート前基金」にご協力を!!
★郵便振替口座
加入者名:川内原発再稼働をさせない基金
口座番号:01740−7−128775


Created by staff01. Last modified on 2015-08-11 13:12:44 Copyright: Default

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