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安倍政権にNO!を突きつける〜官邸前・国会周辺に押しよせた人々

                   松元ちえ

 7月24日、日比谷野音に数千人の市民、学生や労働組合関係者が結集し、安倍政権に「NO!」を突きつけた。集会は、原発、秘密保護法、労働、TPP、農業、米軍基地、安全保障法制など様々な分野で、安倍政権の規制緩和や制度破壊に対して声をあげる個人や団体が企画した。

 集会で発言した精神科医の香山リカさんは、安倍総理を「権力中毒」と診断し、首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんは「安倍こそが本当の売国奴だ」と指摘した。「『平和のためには戦争してもいい』という全くおかしなことが、今の日本ではまかり通っている。安倍首相は積極的平和主義のためには戦争も辞さないと言うが、これこそが暴力。こういう暴力をなくすことこそが積極的平和主義ではないか」と香山さんは訴えた。

 沖縄県高江から参加した相馬由里さんは、辺野古の新基地建設を止めるため1年前に船舶免許を取得したことを語り、その意思の堅さを示した。相馬さんによると、辺野古基金は4億円を越し、その大半が本土からの寄付だという。相馬さんは「安保法制を廃案に追い込み、安倍政権を倒せば基地建設を止められると思う」と力強く訴えた。

 参加者は、「安倍政権NO!」と書かれたプラカードを掲げてシュプレヒコールをあげたあと、官邸前や国会周辺に移動して抗議行動を続けた。

動画(3分)

↓シュプレヒコールは「シールズ」の女性がコーラーを務めた

↓国会へ向かう人々に警察が激しい規制。青信号も渡らせない。

↓正門前歩道は「満員電車」状態になった


Created by staff01. Last modified on 2015-07-25 01:07:31 Copyright: Default

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