7.17国会前 : 8月をもっともっと熱い夏に!〜渡辺治が学生らに訴え | |||||||
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8月をもっともっと熱い夏に!〜渡辺治が学生らに訴え木下昌明7月17日金曜夜は、3つの団体の抗議があった。一つは官邸前の反原発の抗議で、この日は原子力規制委によって伊方原発の審査合格があり、それに対する反対のプラカードとスピーチとコールが目立った。 国会正門前では「総がかり行動」が7時半すぎまで行われ、学生グループ「シールズ」がそれを引きつぐ形でつづいた。15日夜、参加者が車道にはみだしてしまったので、この日の警察の規制は厳しく、いたる所で通行止めの寸断作戦がはかられていた。7時半を境に、帰る人々と参加する人々での入れ替わりもみられた。 「シールズ」の抗議では、枝野幸男ら政治家のスピーチがあり、学者の会からは渡辺治(写真上)と白井聡がスピーチした。渡辺はこれまで一貫して安倍政治を批判してきた政治学者として、持論を短く熱く訴えた。そして「参院の審議、戦後70年の問題、原発の問題、辺野古の問題などが押しよせる8月は、安倍対決の最大の山場。もっともっと熱い夏にするために共に頑張ろう」と呼びかけた。 学生のコールでは、ひときわ「ノーパサラン」が多かった。これは第二次大戦直前のスペイン市民戦争の折、人民戦線側の「奴ら(ファシスト)を通すな」の合言葉になったものだ。 札幌から初めて参加した19歳フリーターの高塚愛鳥(写真)は、スピーチと共に「戦争したくなくてふるえる」とコールした。ラップ調のドラムにのって、コールは熱気を帯びた。若者たちのエネルギーに圧倒された。 10時すぎスタッフに人数を尋ねると「まだわからない」と。翌日(18日)の『東京新聞』によると主催者発表で5万人だったという。「シールズ」の国会前抗議行動は、これからも毎週金曜日に行われる。 Created by staff01. Last modified on 2015-07-18 14:42:08 Copyright: Default |