「原発を止めた男」島岡幹夫の生きざま〜『生きる〜窪川原発阻止闘争と農の未来』発刊 | |
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「原発を止めた男」島岡幹夫の生きざま〜『生きる〜窪川原発阻止闘争と農の未来』発刊編集および執筆協力=「生きる」編集委員会『生きる〜窪川原発阻止闘争と農の未来』は政府・自民党・財界・四国電力が「四国太平洋側に原発を」と昭和50年代から本格化させた「窪川原発誘致問題」を10年間にわたる血みどろの闘いで終焉に導いた反原発運動のリーダーの一人・島岡幹夫の生きざまを辿りながら、反原発運動の意味、平和のもたらすもの、そして、「いのち」を生みだし、「いのち」を守り続ける農と大地と私たちのかかわりを考える著書である。 「3・11」以降、「島岡幹夫」は「原発を止めた男」として脚光を浴びることになった。そのやるせなさを島岡は口にする。窪川原発をめぐる混乱は40年から30年前。高知県民の大半の人々の記憶から風化する。その時の流れが、「3・11」を機に、窪川原発阻止闘争の歴史的意味を物語る。 窪川原発阻止後、韓国で反原発のマイクを握り、農業指導にタイの奥地に何度も足を運んだ島岡は、ベトナム戦争によって荒れ果てた土地を、「蚯蚓のいる大地」を蘇らせようとする。「戦火にさらされた土地に蚯蚓はすむことはできない」「蚯蚓こそ大地の守護者」――そう叫ぶ島岡の生きざまはあくなき欲望にすぐさま目を奪われてしまう私たちに警鐘を鳴らし、「3・11」以後にも混迷を続ける私たちに「生きる座標軸」を与える書籍である。 「2000年の農業台地を原発に売り渡し、2000年の何倍もの禍根を子や孫に残すのか」――島岡幹夫の言葉にあらためてふれたい。 ※書籍は島岡幹夫氏の自費出版。制作・印刷・発売は高知新聞総合印刷。購入の問い合わせは Created by staff01. Last modified on 2015-06-25 00:09:25 Copyright: Default |