『ジョン・ラーベ』予告編が完成〜ユーチューブにアップ | |
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映画『ジョン・ラーベ』予告編が完成〜ユーチューブにアップ*写真=予告編の映像から 日本での劇場未公開作品『ジョン・ラーベ〜南京のシンドラー』の大上映会(7月20日・日本教育会館大ホール)が、労組・市民・文化人などさまざまな人の手で準備されている。レイバーネットメンバーも多数、実行委員会に加わっている。安倍首相が「戦後70年談話」で歴史の修正を計ろうとしているが、これを許してはならない。南京事件って何だったの? まず映画を観よう、歴史の真実に触れよう、自分の頭で考えよう。香川照之・柄本明・杉本哲太・ARATAなど、日本の大物俳優が出演している映画が、日本で観られないなんてとんでもない。このほど『ジョン・ラーベ』予告編が完成し、YouTubeに公開された。また16日には「マスコミ試写会」も開催され関心が広がっている。さああなたも7月20日は『ジョン・ラーベ』大上映会、そして25日は「レイバー映画祭2015」へ。 <呼びかけ人の声>●辛淑玉(人材育成コンサルタント)「心に残る、あのシーン」・・・あのとき、人の「命」は紙クズ以下だった。鉤十字が命を救うなんて。爆撃の中、人々が 鉤十字の旗の下に流れ込むそのシーンは、紛れも無い歴史の1ページであり、無我夢中で命と向き合った人の技なんだと思った。 ●後藤道夫(都留文科大学名誉教授) 「なぜこんなことが?」と考える材料を豊富に提供する、良くできた歴史小説のような映画。右派からの圧力を恐れて、こ うした映画が商業上映されない日本社会はおかしい。根性が狭い国民と思われるのはイヤという人、<大上映会>に来るべし。 ●永田浩三(武蔵大学教授) 『ジョン・ラーベ』を何回見たことだろう。練馬区江古田のギャラリー古藤で開いた『表現の不自由展』のときも大変な人気だっ た。香川照之演じる朝香宮の言動や上海の映像との混同など、課題はあるものの、南京大虐殺を考える上で大切な映画だと思う。差し障りがあるから映画館に架 けられないなんておかしい。みんなで上映会を盛り立てたいものだ。 ●土屋トカチ(映画監督) 南京大虐殺を描いたら上映が困難になるなんて、映画への侮辱だ。まずは観てからにしよう。映画「ジョン・ラーベ」が過去を知るキッカケとなり、未来を考えるチャンスになればと願う。 ●池田恵理子(「女たちの戦争と平和資料館」館長) 日本軍に慰安所設置を促した南京での夥(おびただ)しい強かん事件の描写は少ないが、ファシズムの果 ての狂気と戦争の恐怖、それに抗う人々の勇気が克明に描かれている。日本の戦争責任に向き合う度胸がある人には必見の映画だ。 ●小林雅之(東京公務公共一般労組・副委員長) 衝撃的だが感動がいつまでも胸に残る優れた映画である。侵略戦争とはここまで愚かで残忍かと、天皇の軍隊の汚辱にまみれた史実を描く。しかしこの映画が訴 求してやまないのは、今生きる私たちに悔恨の思いを痛切に迫っていることである。「戦争する国」を許さない闘いのいま、私たちに必見の映画が現れた。 ●福山真劫(平和フォーラム共同代表) 私たちは「戦争」を風化させ続けている。安倍自公政権は、憲法9条を投げ捨て、「戦争する国」へと日本を導こうとしている。私たちの国はまた加害者になろうとしている。この映画で日本が中国で何をしたのか確認してみよう。 ↓6月16日に開催されたマスコミ試写会。7月7日には記者会見も予定されている Created by staff01. Last modified on 2015-06-16 18:24:44 Copyright: Default |