アベの終わりが見えてきた～6.14国会包囲闘争見聞録

　　　　　　　　　　　　　　　　　　牧子嘉丸

　
・地下鉄国会議事堂前でトイレ待ちの二人の男性の会話。
「最近まっとうな保守主義というのは、美しく見えてくるなあ」「今の自民党は保守じゃないよね。なんか思いきり質の悪い連中だね」

・マイクから聞こえてきた声
　沖縄から参加した女子学生の第一声
「東京に来て一人の米兵も見ないし、戦闘機の爆音も聞こえてきません」「絶対、思考停止しないで最後までがんばる」決意を表明。

　鳥越俊太郎さん
「戦後７０年いろいろあっったが、こんなひどい政権は見たことがない」
「自衛隊員のリスク以上にここにいる国民のリスクが問題だ。アメリカと一緒にイラク戦争に参戦したイギリスやスペインは爆弾テロに市民が巻きこまれたではないか。日本でもテロが行われない保証はない」
「一日でも早くこのアベドルフ独裁政権を倒そう」

　法政大学山口二郎さん
「自分たちが招いた学者から違憲を突きつけられると、憲法学者なんかあてにならないと居直る。こんなフザケた話しがあるか」
「先輩の多く憲法学者は市民と手を取り合って、６０年安保を闘い、岸の改憲策動を阻止した。今こそあの闘いに学んでアベ政権を包囲しよう」

　漫画家石坂啓さん
「アベは戦死者を予想して、メディア対策も考えている。そのとき、平和憲法なぞ役に立たないと大宣伝し、一挙に改憲に持ち込もうとしている」
「自分は戦場に行かず、若者たちを戦死させようとしているヒキョーな人間だ」

　鎌田慧さん
「アベはいま戦後最大の犯罪を犯そうとしている」「私達も魂をこめた闘いを」

・プラカードの市民の声
「憲法で曲芸するな！」
「アベ君、オマエはすでに死んでいる！」
「公明党よ。平和の党が透けてみえるぞ、戦争党！！」

・マララちゃんじゃないが一本のペン・一冊のノートで世界は変えられる。口コミや新聞投稿・手作りビラ・プラカード・電話・ファックス・メールを駆使して、戦後最悪・最凶のアベを倒そう。アベの終わりが見えてきた。あともう一息の闘いだ。