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学生が「憲法守れ!」と集団で立ち上がった

                     木下昌明

動画(4分58秒)

 長く続いている官邸前での脱原発金曜行動に今日(6月12日)も出かけた。人々はいつものように自分の考えを書いたプラカードを掲げ、声を張りあげていた。

 国会正門前のいつもスピーチする場所を挟んだ向かいでも、何やら集団がスピーチしていた。そこには大勢の学生たちが「戦争法案反対!」「憲法守れ!」の声を上げていた。学生が立ち上がったのだ! わたしは体がふるえた。

 3人の憲法学者が国会で、安保法制は「違憲」だと証言してから、よく「潮目が変わった」という言葉をきくようになったが、今夜、安倍にノーの学生たちの声をきいて、潮目が変わった―と実感することができた。

 この集団のチラシをみると「SEALDs(シールズ・自由と民主主義のための学生緊急行動)というグループで、スピーチなどからいろいろの大学から集まってきているとわかった。スローガンは、戦争法案を「本当に止める。」というもので、毎週金曜日の19.30〜21.30まで国会前で抗議行動をするという。若い華やいだエネルギーはやはり魅力的だ。思わずカンパしてしまった。

 学生たちにまじって、古賀茂明や津田大介らのジャーナリスト、小森陽一や西谷修らや大学教員らもかけつけ、学生に向かってスピーチしていた。ゆかいな時間をすごした。スタッフにきくと、参加者は700人くらいかなと応えた。


Created by staff01. Last modified on 2015-06-13 19:51:15 Copyright: Default

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