安倍のおかげで寝られない！〜「金曜行動」在ブラジル女性がアピール
木下昌明
5月22日金曜日、「再稼働反対！官邸前抗議」は今夜で150回を迎えた。午後6時30分が近づくと、人々が次々とやってきて長蛇の列となる。「今日で原発は614日も動いていない」と誰かがスピーチしていた。
この日も共産党の吉良よし子議員が来て、腕を振り上げたりスピーチしたりしていた。そして「伊方原発3号機が審査合格したが、四国の高知県の出身者として断固反対したい」と訴えていた。
国会正門前では、人々がスピーチしていた。福島からきたという住民は、「安倍くん、きれいな所ばかりみて帰るが、一緒に住んでみろ！」と大きな声で訴えていた。
福島出身でブラジルに住んでいる女性（写真上）のアピールには胸を打たれた。「安倍晋三が原発を世界に輸出しようとしている。また日本の原発を再稼働しようとしている。この状態だったら、どこにいても寝れないんですよ！ 私は金曜日には、ブラジルでいつも心の中で叫んでいます」と。
経産省前テントひろばには、「1350日目」と書かれていた。こうした人々の息の長い闘いが、原発再稼働を止めつづけている。
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