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都教委へFAX : 田中聡史教諭の勇気ある不起立を讃えてください
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井前弘幸(大阪)です。

昨日、下記のような「お願い」を都教委に送りました。 回答をお願いしますとして、住所、電話番号、メールアドレスを付けてFAXで送り ました。 都教委が「お願い」を聞くような対象ではないと思いますが、 戦前のことをまじめに考えるならば、教育委員会や校長こそ、田中さんの勇気ある行 動を讃えるべきだと思います。 *********************************  板橋特別支援学校 田中聡史さんの卒業式不起立について  板橋特別支援学校の田中聡史さんが、今年度の卒業式でも、「国歌斉唱」時の起立 を拒否されたことを聞きました。  貴委員会は、昨年度の不起立について、減給処分を行い、10数回にも及ぶ「再発 防止研修」を行ったと聞いています。  このことを子どもたちには、説明されているのでしょうか。説明されているなら ば、どのように説明されているのでしょうか。教えてください。  戦前、日本による侵略や戦争行為に異議を唱えたり、疑問を抱く言葉を発すること さえ、特に、教員には許されされず、教職から追放され、子どもたちは学校教育を通 じて、皇軍兵士として死ぬことこそ唯一の生きる価値であると思い込まされて死んで いきました。  このことをおかしいと感じ、二度とそのような過ちを教育が犯してはならいとの思 いから、自身の信念に基づく行為は、賞賛されるべきであり、懲罰の対象となること は許されないと思います。  私の父は、敗戦の直前に、特攻機乗りを自ら志願しましたが、今いきて、当時の教 育への無念を語っています。  どうか、田中聡史教諭の勇気ある不起立を讃えてください。  田中聡史教諭への懲戒処分は、行わないでください。                     大阪府 井前弘幸

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