香港オキュパイ・とっておきの写真紹介
レイバーネット国際部・I
金鐘オキュパイの強制排除が伝えられた夜(12月9日)の写真。すばらしき雨傘の青春に、ということで高校生らが記念写真をとったものです。顔を出すのが恥ずかしかったのか、みんな後ろ向きですが、すがすがしさを感じさせる一枚です。
もうひとつは最後の夜(12月10日)の写真。金鐘オキュパイに隣接する政府本部ビル前の「公民広場」は、オキュパイの始まる前から抗議行動をさせないために封鎖されていましたが、最後の夜に、みんなで柵越しに公民広場に向けて、願いを描いた紙飛行機を飛ばしている写真です。
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以下の2枚は、レイバーフェスタでも話にでた、雨傘運動が広がるきっかけになった「公民広場」での警察の弾圧の写真です。
9月27日未明の写真です。いつも抗議行動が自由にできていた政府本部ビルの「公民広場」が封鎖されて、それに反発した学生たちが授業ボイコットの最終日9月26日に「公民広場奪還」を掲げて公民広場に突入します。警察は違法集会だ、解散せよ、解散しなければ包囲を解かないといって学生らを包囲(トイレにもいかせない)。夜になって学生を支援しようと広場の外には無数の市民が集まった時の一枚。
9月27日の日中の写真です。学生たちは「希望は人民にあり、変革は抵抗から」の横断幕を掲げ集会を継続。最後まで集会を続けた74名を、午後1時に警察が拘束。27日の夜、逮捕された学生の家などを家宅捜索するなどの行為に市民が反発して金鐘にどんどん人が集まり、ついに28日未明に、オキュパイが宣言され、28日夕方には集まった市民らに87発の催涙弾が撃ち込まれます。
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Last modified on 2014-12-22 17:32:47
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