みなさんへ
シリーズ「解雇理由」です。
2014年10月にNPO法人労働相談センターと全国一般東京東部労組に寄せられた
メール相談の「解雇・退職勧奨・退職強要」事例からまとめました。
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「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例のまとめ(2014年10月分)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2014年12月8日
1、 妊娠したので、会社に産前産後休暇の申請をしたら、社長から「臨月ギリギ
リまで働いてもらい、その後の勤務はできない。出産後の職場復帰も無理」と言
われた。出産を理由の解雇が許されるのか。
2、 量販店。在籍する店舗が他社に売却され、「一週間後の退職か売却先会社へ
の転籍を選べ。転籍した場合は給料が下がる」と打診された。退職を決めたが、
幾らなんでも一週間前というのはひど過ぎる。納得できない。
3、 女性正社員、20年勤務。突然社長の妻から、全く事実ではない社長との不倫
を疑われ、「辞表を出せ」と迫られ、社長も助けてくれない。泣き泣き退職をし
たが、すぐにうつ病になり、無収入で苦しんでいる。私の20年はなんだったのか。
悔しくてたまりません。
4、 日本郵政グループの病院勤務。他の医療法人への譲渡が決まり、日本郵政グ
ループから解雇されるが、「他の病院に転職する場合は自己都合退職になる」と
いう通達があった。譲渡先にこのまま移籍すれば、退職勧奨扱いとなり、退職金
の上積みがある。退職を余儀なくされた上、職業選択の自由が奪われかねない条
件に違和感がある。
5、 60歳で再雇用に応じて賃金は6割に下がったが3年間働いてきた。突然会社か
ら「来月から新会社になる。今月末で今の会社はなくなります」と通告され、新
会社の社長のわずか30分の面接があった。新会社の社長は「辞めるなら早く申し
出ろ」「このまま働きたいなら、パート扱いで三ヶ月毎の契約となる」と言われ
た。腹がたってたまらない。
6、 手術で入院が決まり、上司に連絡したら突然解雇通告を受けた。
7、 社長の考え方についていけず、退職を申し入れた。朝方まで社長と話したが
退職を認めてくれない。10日後にようやく退職を認めてくれたが、「会社の寮か
らすぐに出ていけ」と言われた。
8、 派遣社員。派遣先の仕事も人間関係もとてもうまくいっていて、派遣先から
もこれからも長く働いてくれと何度も依頼されている。ところが、派遣元から、
突然別会社への派遣を命じられた。派遣先からも派遣元に「このまま働けないか」
と要望したが、派遣元は聞いてくれない。納得できない場合、派遣元を辞めるし
かないのか。
当該ブログ「労働相談センター・スタッフ日記」(写真も)
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Last modified on 2014-12-08 11:33:09
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