高円寺で若者が「いちいち気にすんな!! デモ」〜警察の度を超した「音量測定」
9月14日、東京・高円寺で若者による「いちいち気にすんな!!デモ」というサウンドデモがあった。告知文には「こんなみみっちぃ世の中踊って蹴散らそう!」とある。100人弱の人たちがライブ感覚で、生音楽にあわせてリズムをとりながら、高円寺から中野まで練り歩いた。プラカードはほとんどないが「WAR IS OVER」を掲げる人がいた。ちょっとしたお祭りだったが、その警備のひどさに驚く。デモ隊以上の数の私服・制服警官が張り付いただけではなかった。「騒音計測器」をもった2班の警察チームが、執拗にデモ隊に入り込み音量計測を続けていた。計測場所も異常で、ソナー棒を演奏者のギター(写真)やスピーカーから数センチに近づける。これでは相当な「騒音数字」が記録されるはずだ。参加者もこの警察のやり方に強く抗議したが、警察はまったく取り合わない。こうした測定は高円寺デモでは今回初めてというが、音量規制のためのデータ集めだろうか。自民党が国会前の大音量を問題にしたばかりだが、「表現の自由」が危ない状況が続いている。これは「いちいち気にすんな」とは言ってられない。(M)
→動画(YouTubeb 5分)
↓午後5時、サウンドカーを先頭に高円寺駅前の公園からデモはスタート





↓警察の「騒音測定チーム」登場


↓スピーカーにソナー棒をくっつけて計測

↓高円寺北口

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Last modified on 2014-09-17 12:55:33
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