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写真報告(shinya) : 司法を動かしたみんなの力〜大飯原発差し止め判決の喜びと関西電力への怒り
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司法を動かしたみんなの力〜大飯原発差し止め判決の喜びと関西電力への怒り

大飯原発運転差し止め訴訟で原告の勝利判決が出た最初の金曜日。5月23日の官邸前は喜びのいっぽう、即控訴した関西電力、そして「原子力規制委員会が適合と認めた原発は再稼働する」という安倍政権への怒りの金曜行動となった。その規制委員会・田中委員長は「吉田調書」さえも読んでいない。この日午後、衆院第一議員会館で福井地裁判決報告集会を開いた現地の原告団・弁護団も、官邸前に駆けつけ、金曜行動には全体で3300人(主催者発表)が参加した。(shinya)

↓首相官邸前

↓「原告団189名を代表してやってまいりました。この判決の勝利は、私たちだけでなく、みなさんの力のお陰です。残念ながら、関西電力は私たちの申し入れの直後に控訴しました。その態度に強く抗議します」原告団。 

↓「この判決は、人間の命がいちばん大事なのだ、経済活動よりももっと大事なのだということを明確に示しています。安倍総理は憲法をもねじ曲げて解釈する政治家です。この司法の判断を正確に守るとは思えない」松田正原告団事務局長。

↓「金沢で弁護士をやっています。今回の判決の全文を是非読んでください。無関心層を動かすヒントが隠されています。無関心層を動かして原発を止めましょう」

↓「福島県双葉郡富岡町の原発避難民の木田節子です。樋口裁判官の判決の聞いているときに、この官邸前だとか、経産省前、国会前で発言されたみなさんの言葉の一つ一つを、あの裁判官さんが言ってくれたように感じました。全国のあちこちのデモや集会で、みなさんの発言された内容の総まとめだったように聞きました。司法も変わってきている、そういうことだと思います」

↓財務省上交差点

↓国会正門前

↓「政府は原発政策を抜本的に変えて欲しい。地域経済にとって必要なことは、決して原発の再稼働ではありません。地域が欲しいのは原発ではなく、雇用の場です」弁護団事務局長。

↓「科学的に分かっていない状況で、安全性が確認できないものは動かすべきではない。そのことをこの判決は明瞭に示しています。それ以上の地震は来ないとか、それ以上の津波が来ないとかは、誰も言えません。もし言える人がいるのなら、ここに来て言って欲しい」元原発技術者・後藤政志さん。

↓テントひろば


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