差別主義者はかえれ！〜在特会デモを圧倒したカウンター行動
＊左＝在特会デモ・中間＝機動隊・右の歩道＝カウンター
「日韓国交断絶しよう！」「不良外国人はくたばれ！」等のプラカードを掲げ、3月16日夕方、在特会（在日特権を許さない市民の会）は反韓デモを東京・池袋で展開した。これに対して「差別を許すな」と集まった市民は、デモを数倍うわまわる数で圧倒した。ハンドマイクで訴える人、プラカードを掲げる人、コールを上げる人、それぞれのやり方で沿道から「差別デモをやめろ」「差別主義者はかえれ」とデモ隊に声をぶつけた。機動隊を挟んでの攻防で、街は怒号と喧騒に包まれた。
カウンターに参加した女性は「こういう差別デモが堂々とやれる国はおかしい。オリンピックを楽しく誘致したいなら国として差別デモをやらせないようにすべきだ」と語っていた。なお、警察の規制も厳しく数名の逮捕者が出た模様だ。
行動に参加した「のりこえねっと」共同代表の辛淑玉（しんすご）さんは、記者のインタビューに答え、「これだけ沢山のカウンターが集まって感激している。ここから日本社会は変わる。秘密保護法が施行される今年は勝負の年。きょう集まった抵抗の力をしっかりつなげよう」と笑顔で語った。（М）
↓在特会デモに対してメガホンで訴えるカウンター（右）
↓差別デモ抗議者に対して機動隊の激しい規制が続いた
↓デモ隊が掲げていたプラカード
↓旧日本軍の軍服姿の人も
↓歩道の随所で抗議者を規制する機動隊
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