報告:成人式会場前で「秘密保護法を考える川崎市民の会」がアピール 1月13日(祝)正午から13時半まで、川崎市の成人式会場「等々力アリーナ」前におい て、「秘密保護法を考える川崎市民の会」は宣伝活動を実施しました。川崎市では今年 度、約13000人が新成人となります。そこで、小さな花を身につけた会のメンバー約10 人が、「成人おめでとう」「晴れ着きれいですね」「赤い袴が似合ってますね」「選挙権を行 使して下さい」「社会の問題を考えましょう」などの声かけをしながら、特別に作成したチラ シを若者に配布。なかには、チマ・チョゴリ姿の女の子もありました。予想以上に受け取り がよく、用意した枚数は全て無くなりました。 (以下、チラシより引用) <先の臨時国会で、大きな問題になった、秘密保護法とは?>:政府が防衛、外交、テロ 情報などについて「特定秘密」と指定したものを、漏えい・不正取得すれば(民間人であっ ても)最高10年の懲役刑に問われるもの。民主主義の基本である「知る権利」を奪うもの として、パブリックコメントも反対多数、また、分野を超えた大勢のひとが反対意見を表明 (福島県議会、弁護士、学者、メディア、人権団体、宗教団体、ジャーナリスト、芸術家・文 化人、映画関係者、医療関係者、海外NGOなど)。ところが政府与党は、こうした国民の 意見に全く耳を傾けず、数の力で強行採決し、同法は成立してしまいました。同法は、民 間人を含め特定秘密を取り扱う人や家族に対し広はんな身辺調査を行う点も大きな問題 です。 <秘密保護法、問題あっても決まっちゃったんだから、仕方ないんじゃない?>:いいえ、 廃止して、新たにきちんとした法律を作ることもできます。全国各地で多くの人が、そのた めの勉強をしたり活動を起こしています。わたしたち、「秘密保護法を考える川崎市民の 会」も、昨年12月21日に当会メンバーの弁護士による勉強会「なにが秘密?それは秘密」 を開催。また、法案が通過した12月6日をメモリアルデイとして、毎月6日に街頭アクション をすることとし、この1月6日には溝の□駅前にてキャンドルナイトアクションを実施しまし た。2月26日は登戸駅前でキャンドルナイトの予定です。ぜひ皆さんも、お気軽にご参 加、あるいは、見に来てください! 【チラシ全文】http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/64863552.html 【ウェブサイト】http://secrecy-bill-kawasaki.jimdo.com/ 【ブログ】http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/64863569.html 報告:佐藤和之(佼成学園教職員組合)