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「日韓市民連帯の会」の声明 : 朴槿恵政権による鉄道民営化と組合潰しに抗議する
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私たち「日韓市民連帯の会」は、以下の声明を昨日発表し、本日韓国へ送りました。
(佐藤和之)

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【声明】朴槿恵政権による鉄道民営化と組合潰しに抗議する

私たち「日韓市民連帯の会」は、鉄道民営化に反対しストで闘っている鉄道労組、ならび
に民主労総、そしてそれを支援する韓国市民に対し、日本から熱い連帯の意志を表明し
ます。私たちは韓国大統領選直後から、朴槿恵政権の動向を注視してきました。今や明
らかですが、朴政権の本質は新自由主義の政策を強力に推進するだけでなく、労働組合
や民主勢力の破壊を狙う超反動政権という点にあります。

国土交通部の徐昇煥長官は、「(労組の)民営化反対の主張はストライキの勢いを維持
するための戦術・戦略で、根本的な(ストライキの)理由は競争が嫌だということではな
い
かと判断する」と言い放ちました。全く分かっていない。民営化や外注化は同業他社との
過酷な競争を招き、労働条件の切り下げだけでなく、安全性の崩壊までもたらします。そ
れは、国鉄分割民営化や郵政民営化を経験した日本の私たちが、身をもって知っていま
す。	

12月22日、鉄道労組幹部の逮捕を狙って、民主労総本部に警察が乱入し、民主労総
組合員130名を連行するという攻撃がなされました。この蛮行には、何らかの正当性も
、
一切の法的根拠もありません。国際的にも認められた、労働者の団体交渉権や争議権
を、暴力的に叩き潰すという、朴政権の本性を自己暴露した事態というほかありません。

現在、鉄道労組はスト継続を表明し、12月28日の民主労総のゼネスト、市民行動など
の予定が伝えられています。鉄道民営化と労組破壊に反対するゼネストと一連の闘い
を、日本の私たちも断固として支持します。労働者の正当な権利行使に対する、朴政権
の暴力的な圧殺は許されません。韓国労働者の背後には、全世界の労働者や市民がい
ます。今こそ力を結集して、朴政権を打倒しよう!

2013年12月27日
日韓市民連帯の会
[yri04656@hotmail.com]

http://blogs.yahoo.co.jp/tocka_jikkoi/64832951.html

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