日本は遅れた先進国―秘密保護法は戦争への至近距離 | |
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投稿者 : takeshi(43歳)
戦後70年近く経った今、この国の元首や議員達は何をどうトチ狂ったのか、とうとう戦争への道を進み始めてしまった。 以前から関心と危機感が高まっていた憲法9条、及びその改正の布石というべく96条改正に加え、ダメ押しとばかりの「秘密保護法」上程である。 一見すれば聞こえ(言葉による表現)は柔らく、いかにも国民本位かと思ってしまうが、内容は全く逆であることがまだまだ周知されていないのが歯がゆい。 具体的にいえば、国家や権力者にとって都合の悪いことや痛い部分を尽く覆い隠すどころか、 国民が情報公開請求や陳情、デモのひとつでもやろうものなら即座に“国家反逆罪”とばかり問答無用での逮捕投獄が合法化されるというもの。 加えて、国家や権力者の持つ秘密が何なのかということすらも最初から最後まで完全に秘密といったもので、これまた公開を求めるなら即座に弾圧である。 当然ながら、国際関係の現状と方針、国民が戦争の危機に晒されていようと真相は固く公開を閉ざされてしまう。 それどころか、警察力強化による盗聴も合法化されるという。 いかにも、戦争国家一直線のための悪法以外の何者でもない。 「戦争は秘密から始まる・・・」との言葉どおり、特定の一部の者だけが情報(それも国家機密)を 握り、人民には嘘や違反者の密告を洗脳するなど、なし崩し的に危険度が増すだろう。 こんな恐ろしいことは、かつてのソビエトでさえなかったのではないか。 ましてや、麻生副総理の「ナチスに学べばよい・・・」という発言は、もはや民主主義国家の政治家としては尋常ではなく身震いがする。 今や日本人の80%以上が戦争を知らぬ世代であり、国家元首や彼らに従順に賛同するばかりのイエスマン達もほとんどが戦争を知らない。 俗に、「平和ボケは戦争ボケにすぐなれる」との言葉どおりだ。 平和と戦争はいわば硬貨の裏表で、それがいつひっくり返るか誰にもわからない。 まさに私達国民の真価と叡智、さらに善悪と良識といった全てが問われている。 この国に独裁者はいらない。 もう悩んでいる時間はない。独裁者と悪法を、民衆の力によって倒す時は既に来ている。 Created by staff01. Last modified on 2013-11-04 10:29:26 Copyright: Default |