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ブラック企業問題に取り組む学生ボランティアスタッフを募集
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投稿者: NPO法人POSSE

【ブラック企業はなくせる。】

 「新卒で就職し、パワーハラスメントを受け、うつ病になってしまった」「退職を申し出たら損害賠償を請求すると脅され、辞めさせてもらえない」。2006年から若者の労働・貧困問題に取り組み、年間約1000件の相談を受けているPOSSEでは、こういったブラック企業の悪質な違法行為によって病気になり、働けなくなった若者からの相談を数多く受けてきました。こういった相談の解決を図りながら、啓発キャンペーンの開催、調査・研究活動、また下記のような各種メディアによる報道を通じて、ブラック企業による若者の「使い捨て」の責任を追及しています。

【2013年9月4日読売新聞記事】就労環境整備 踏み込め
「…厚労省は当初、「悪質な企業は随時、指導している」(幹部)と消極的だったが、若者の労働相談に乗っているNPO法人「POSSE」(東京)などが実態を次々に公表。うつ病などで労災認定される若者も増えた。早急な対応が必要との認識が政府内でも高まり、厚労相も「若者の使い捨てが疑われる企業」と呼んで、対策に本腰を入れ始めた。」

 取り組みの中心である労働相談をはじめ、こうした活動を担っているのは主に学生ボランティアです。

労働相談を受けたい!

ブラック企業の責任を追及したい!

労働問題を研究したい!

・・・といった方は、是非参加してみませんか?

 この10月、POSSEは学生ボランティアスタッフ募集説明会を開催します。ご関心のある方はお気軽に説明会にご参加ください。

●説明会日程
・日にち
10月5日(土)
   6日(日)
   12日(土)
   13日(日)
   19日(土)
   20日(日)

・時間
13~17時
※13日のみ13〜16時

●会場
下北沢・POSSE事務所(世田谷区北沢4-17-15)
地図:http://www.npoposse.jp/contact/index.htmlをご覧ください

※説明会は個別説明会の形式で行います、1 回の説明は15 〜 30 分ほど。上記の時間帯、いつでも都合の良い時にいらしてください。
※説明会の内容は全て同じです。
※都合が合わず上記の説明会に参加できないという方には、別途、個別に説明会を設けておりますので、お気軽にご連絡ください。

■NPO法人POSSEとは
 POSSEは若者の労働・貧困問題に取り組むNPO法人です。2006年に設立し、現在は東京・京都・仙台の全国3か所に事務所を構えています。会員は約400人で10〜20代の学生・社会人を中心に運営しています。活動内容は幅広く、年間約1000件におよぶ労働相談への対応のほか、労働法教育、調査活動、政策研究にも取り組んでいます。
■POSSE関連書籍
・今野晴貴(POSSE代表)(2009)『マジで使える労働法――賢く働くためのサバイバル術』イースト・プレス
・今野晴貴・川村遼平(POSSE事務局長)(2011)『ブラック企業に負けない』旬報社
・森岡孝二編(2012)『過労死のない社会を』岩波ブックレット(川村も執筆しています)
・今野晴貴(2012)『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』文春新書
・今野晴貴(2013)『日本の「労働」はなぜ違法がまかり通るのか?』星海社新書
・今野晴貴(2013)『やばい会社の餌食にならないための労働法』幻冬舎文庫
・今野晴貴(2013)『生活保護:知られざる恐怖の現場』ちくま新書
・今野晴貴・常見陽平(2013)『IT企業と言う怪物』双葉新書
・松元千枝・川村遼平・古川琢也(2013)『マンガでわかるブラック企業:人を使い捨てる会社に壊されないために』合同出版
■活動内容
□労働相談
 POSSEには年間約1000件の労働相談が寄せられていますが、その内容は「パワーハラスメントを受け、うつ病になってしまった」「退職を申し出たら、損害賠償を請求すると脅され、辞めさせてもらえない」など深刻なものばかりです。これらの相談にはすべてボランティアが対応し、法的なアドバイスや相談者のエンパワーを通じた問題解決や、ブラック企業の責任追及・告発に取り組んでいます。また、ブラック企業の問題だけでなく、生活困窮に関する生活相談にも対応しています。
 相談対応に必要な法制度の知識や相談の受け方については、定期的に設けている学習会で身につけることができるので、参加にあたって知識・経験は問いません。

□キャンペーン・セミナー・労働法教育
 ブラック企業問題を社会に提起・発信する活動としてキャンペーンを展開しています。「ブラック企業から身を守る」をテーマに、就活生向けにブラック企業の見分け方と対処術を解説したハンドブックを作成したり、労働問題に詳しい弁護士をお招きして労働法セミナーを開催したりしています。これらの取り組みを通じて、ブラック企業の実態を告発し、同時に、これから就職する/今働いている人がいざというとき身を守るための実践的な手段を伝えています。

 また、後者のブラック企業から身を守る方法を伝える活動については、ボランティアスタッフが高校や大学に赴き、学生に労働法の解説を行う出張授業などにも取り組んでいます。

□調査・研究・政策提言・雑誌発行
 労働相談から得た知見をもとに、毎年500〜3000人規模の調査を実施しています。大学教授の監修で、仮説設定から分析まですべてボランティアが担っています。調査結果は、メディアや学術論文で何度も紹介されました。また、こうした調査を通じて明らかになった実態、既存の政策・制度の限界や課題を、政策提言につなげています。政策提言については、HP・メディア・学術論文のほか2008年から発行している雑誌『POSSE』でも発信しています。『POSSE』は年4回、これまで20巻を出版し、労働・貧困をテーマに現状、政策から文化まで幅広く論じています。若者のオピニオン誌としての評価も高く、朝日新聞「論壇時評」では、本誌から過去14回「今月の注目論文」が選出されました。

■お問い合わせ
 TEL: 03-6699-9375
 FAX:03-6699-9374
 E-mail:info@npoposse.jp
 事務所所在地:〒155-0031
 東京都世田谷区北沢4−17−15 ローゼンハイム下北沢201号室

皆さんのご参加お待ちしています。

NPO法人POSSE一同


Created by staff01. Last modified on 2013-09-27 21:09:49 Copyright: Default

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