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靖国神社を取材して〜普通の参拝客が「国防軍必要」
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西中誠一郎です。

昨日は朝6時の開門から昼過ぎまで
靖国神社で取材し、それから反「靖国」行動に
参加しました。

この数年、何回か8月15日の靖国神社を取材して
いますが、毎回、数十万人の人の波が境内を埋め尽くし、
台湾はじめ海外からも「英霊」を賛美する参拝客が訪れます。
子どもから、家族連れ、お年寄りに至るまで、「ごく普通」
の参拝客にマイクを向けると異口同音に
「現在の日本の平和と繁栄は、命をかけて国を守ってくれた
祖先たちのおかげ。国を守るために国防軍の創設は必要」
といった答えが淡々と返ってきます。

私が怖いのは、靖国反対や戦争反対を訴えるデモ行動を
口汚くののしる「右翼」の存在以上に、暑い最中に参道で、
延々と行列を作り、淡々と参拝し、強制されているわけ
でもないのに、同じように「英霊への感謝」や「靖国賛美」
を口にする圧倒的多数のごく普通の市民の存在です。
彼らの存在が、安倍自民党政権を支えているのは確かでしょう。

昨日一日の動きをどのようにビデオ編集したら良いのか
迷うところではありますが、厳しい時代に入ったことを
痛感した一日でした。


Created by staff01. Last modified on 2013-08-16 07:22:08 Copyright: Default

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