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「週刊金曜日」ニュース〜原発という犯罪
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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>    2013.3.8
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】催し物のご案内

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 【1】注目の記事

■原発という犯罪

原発に執着する電力会社幹部や官僚たちの鼻息が荒くなっている。昨年の総選挙で、脱原発が大きな争点とはならず、安倍政権での再稼働が現実味を帯びているからだ。しかし、長年の癒着による産学官の腐敗は凄まじく、虚偽報告などの〈犯罪〉が次々と明るみに出はじめた。このまま原発を続ければこの国は滅びかねない。


●「福島第一原発の事故原因はまだ解明されていない」
元国会事故調査委員会委員田中三彦さんに聞く

福島第一原発1号機の現場調査を求めた国会事故調査委員会に対して東電が“虚偽説明”をしていたことが発覚した。大規模な事故を起こしてもなお、隠蔽体質は不滅のようだ。元国会事故調委員であり、同調査の現場責任者を務めていた田中三彦さんに、話を聞いた。


●国会事故調への虚偽説明について説明拒む
高橋毅福島第一原発所長が初の記者会見
伊田浩之

原発事故から二年を前にした二月二八日、福島第一原発の高橋毅所長が二〇一一年一二月の就任後、初めて記者会見した。だが、国会事故調への虚偽説明については第三者委員会の調査を理由に説明を拒み続けた。


●仮に海に放出しても汚染水は減らない
毎日400トン増え、トリチウムは除去不可能!
写真 村上 和巳  文 木野 龍逸

福島第一原発では、放射性物質を大量に含む汚染水が増え続けている。毎日約四〇〇トンも流入する地下水が原因だ。東京電力は、トリチウム以外を取り除いて海に捨てたい意向だが、事態はそう簡単ではない。


●活断層から見える「原子力ムラ」の重すぎる罪
渡辺満久教授に聞く

なぜ今、原発の活断層がこれほど問題になっているのか。それは、過去の原発審査があまりにデタラメだったからだ。その責任者たちが頬被りして責任を追及されない限り、将来また同じことが繰り返されかねない。


●廃炉促進と自治体支援に力を入れる
阿部 知子

二月二八日の施政方針演説で、安倍首相は「安全が確認された原発」の再稼働を宣言した。七割が「脱原発」を望む国民世論への挑戦に対し、自民党の圧倒的支配下の国会で脱原発派はどう闘っていくのか。



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 【2】編集長コラム

 先週は福島の苦難の現況でしたが、今週はその元凶である原子力発電所の今について特集をしました。一方、本誌音訳版を購読している読者から、原発をめぐる三〇の短歌があるので紹介できないかとメールで提案をいただきました。この欄で一部だけですが紹介させていただきます。

 とおりゃんせとおりゃんせ原子炉護るいと厚き扉を開ければ鳴る『とおりゃんせ』
 原子炉の前に並びて朝毎に我ら「原子力産業の発展に寄与致します」と絶叫す
 次々と番号報告されてくるデモに来たりし人の車の
 秘匿事項多き原発業務にて口止め込みの給与明細
「ここは、人間扱いしてくれるから」 同僚の呟きに混じる東北なまり
 交付金で建てられし公民館なり原発の是非問う選挙の投票所は

 わたしでも歌人の葛藤する真っ直ぐな心情が伝わりました。これらはある結社の「原発暮らし」という受賞作品ですが、ご本人が現職である点を配慮し、結社、名前はあえて伏せました。 (平井康嗣)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/

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 【3】次号 935号予告


3・11から2年 3回目

●東北復興の壁

巨大防潮堤に葛藤する住民たち

女たちの漁港ルネッサンス

格闘する思想 東北を、フロンティアの地として 
山内明美×本橋哲也


●イラク開戦から10年
特別寄稿 リチャード・フォーク プリンストン大学教授
ブッシュとブレアの罪は消えない

石油利権その後

●新・買ってはいけない
合成甘味料「スクラロース」の危険性

●「神話」が復活した福島の教育現場


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 【4】近刊のご案内

★『無名人のひとりごと』
永 六輔著、1575円、四六判フランス装 288ページ
ISBN978-4-906605-89─7
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2721

これぞ元祖つぶやき

ここに、46年前から「つぶやき」をしていた男がいた!
テレビやラジオの世界で最先端にいながら、揺るがぬ批判精神、機知に富んだ風刺、自虐ネタの数々……読みはじめたら止まらない、つぶやきの集大成。

野坂昭如氏いうところの「これは一つの文学である」 1967年、46年前の原点「芸人その世界」も巻末に抄録。小沢昭一、渥美清、淀川長治、黒柳徹子……そして無名の人々の「ひとりごと」にいまこそ耳を傾けてみたい。

浅賀行雄画伯のイラストレーション45点も一挙掲載!

高齢者たちよ、 イカレ、オコレ、そして笑ってしまえ
オヤジとか、おばさんとか呼ばれてしまう、すべてのひとたちに
いまこそ元気印のビタミン剤を!

<目次より>
まえがき  老いしい生活
その1   ジジのつぶやき      後期高齢者から前期高齢者へ
その2   テレビよテレビ嗚呼テレビ 有名人と無名人
その3   政治アンポンタン 国という境界線
その4   社会・芸能ひとりごと   ものづくりと芸能
その5   東日本大震災       ひさしさんと「ガンバレ東北」
特別付録 「芸人その世界」アンソロジー 『話の特集』1967〜69年



★『悪名正機 アウトサイダー十三人の話』
高須基仁著、定価1365円(税込)、A5判並製 180頁
ISBN978−4−906605−88−0
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2648

全員、嫌われ者。だから、面白いんだ。
嘗て「ヘアヌード写真集の仕掛人」とも言われた高須基仁。彼の交際範囲は広く、芸能人、レスラー、ボクサー、宗教家、左右の活動家、作家、漫画家、映画監督、AV女優、政治家など、枚挙にいとまない。

著者厳選の、一般メディアには登場しない人物との対話集。

〔13人のアウトサーダーたち〕
前田日明(「RINGS」CEO) 在日コリアンから帰化、いま「国」への思いを語る
朝堂院大覚(武道総本庁総裁) 朝青龍暴行疑惑、亀田問題、「怪人」が語った歴史の裏側
斎藤智恵子(浅草ロック座会長) 「浅草の女帝」の生き様と女の矜持
石井和義(K-1元プロデューサー) 出所から2年、総合格闘技ブームの火付け役が思うこと
柳美里(作家) 分断された朝鮮への思いと家族へのこだわり
川崎タツキ(元プロボクサー) 少年院、暴力団、薬物依存地獄を乗り越えたボクサー
戸川昌子(シャンソン歌手・小説家) 地獄をみてきた人間の強さ
杉浦和男(地下格闘技・KRUNCH創設者) 本物の“不良”の図太さとは
山本直樹(漫画家) 言葉の暴走の先に描くもの
ルミカ(シンガー) いじめをなくしたい──歌で広げた絆
秋田一恵(弁護士) 徹底的に被告に寄り添う
ごとう和(漫画家) 『6番めの虹』で原発事故を描く
黒岩安紀子(歌手・故団鬼六夫人) 左翼も右翼も泣かす歌い手



★70年代 〜 若者が「若者」だった時代
週刊金曜日編、 定価:1890円、四六判並製・400ページ
ISBN: 978-4-906605-87-3
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2633

何かが終わり、そしてその後に何かが始まった──。
政治の熱い季節が過ぎ去った後に迎えた七〇年代を語るとき、私たちは往々にしてこのように表現しがちだ。だが実際にそこで何が目撃されて何が語られ、いかなる理念が生みだされてきたのだろうか。

現在までも明確な総括をなし終えぬまま、人々はこの時代が残した多すぎてかつ大きすぎるさまざまな残影を引きずり続けて、二一世紀の二度目の一〇年代を迎えている。

いま、「回答」という名の終着地がない思索の果てしない海路へ、読者を誘う。懐古に留まらない、現在と未来をも洞察する手がかりを求めながら……。本誌好評連載「70年代の光と影」の単行本化。

《目次》
まえがき
座談会 平熱が高かった70年代、そしていま
     雨宮処凛 中山千夏 平井玄   司会/北村肇

1 阿久悠、社会現象を創った男「歌は世につれ」ではなく「世が俺の歌につれ」
たのだ 1970 鈴木 耕
2 田中美津と榎美沙子 ウーマン・リブが担った矛盾とはざまを今も凝視する
 1970 田中 優子
3 検定官を萎縮させた家永三郎三二年の教科書訴訟 1970 高嶋 伸欣
4 現代人の「まつり」に爆発させた岡本太郎の意志と野望 1970 北村 肇
5 ちばてつや「あしたのジョー」が渡った“1970年”という橋 1970 田
沢竜次
6 三島由紀夫と高橋和巳 学ぶべきものはすべて この二人に学んだ 1970〜71
 鈴木 邦男
7 ニクソンショックがドルの大幅下落とマネー経済病を生んだ 1971 山田 
厚史
8 日活ロマンポルノ 日本映画低迷期に吹いた新しい風 1971 寺脇 研
9 『二十歳の原点』と高野悦子が残した激動の日々の記憶 1971 成澤 宗男
10 保革伯仲時代ゆえに司法の右旋回を狙った青法協攻撃 1971 宇都宮 健児
11 戦争責任問題を浮上させた昭和天皇裕仁の二つの「海外訪問」 1971〜75 
天野 恵一
12 連合赤軍事件 社会への回路が閉じられて「生きづらさ」につながった 
1972 雨宮 処凛
13 届かなかった建議書 沖縄不在の「復帰」に、異を唱えた屋良朝苗 1972
平良 亀之助
14 稀代の金権政治家田中角栄と越山会に挑んだ「たった一人の闘い」 1972
桜井 善作
15 『神田川』と過ぎ去った季節の追憶 1973 成澤 宗男
16 水俣病 1973
17 セブン−イレブンから始まった利便性の果てに 1974 斎藤 貴男
18 『笑い』の毒で右も左もぶっ飛ばすつかこうへい演劇の衝撃 1974 横内 
謙介
19 ファシズムに対抗する「共創協定」を仲介した国民作家・松本清張 1974
辻井 喬
20 “狼”大道寺将司と東アジア反日武装戦線 償いきれぬ償い 1974 宇賀神
 寿一
21 時代を疾走した青春のべ平連と訪れた「解放」の日 1975 吉岡 忍
22 「人間解放」をめぐる交錯テクノロジーと想像力に揺れた村上龍と村上春樹
 1976/79 池田雄一
23 山田太一「岸辺のアルバム」と崩壊家庭を立て直そうとする者 1977 佐高
 信
24 蜷川・美濃部・黒田 革新自治体と「TOKYO作戦」 1978〜79 村上 恭介

1970年代の出来事(年表)


★飲水思源
メディアの仕掛人(プロデューサー)、徳間康快
濁々併せ呑む夢の大プロデュサー
佐高信著、1575円、四六判上製・232ページ
http://www.kinyobi.co.jp/publish/publish_detail.php?no=2615

徳間書店創業者で、宮崎アニメを世に送り出し、芸能、音楽、出版、新聞……それぞれのエンターテインメン

トを一流に育て上げた徳間康快の絶対値の大きさを人物評伝の名手佐高信が描く。
本誌好評連載の単行本化。


★『週刊金曜日』臨時増刊「さようなら原発 路上からの革命」
500円
http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=2163

「脱原発」のデモや集会が全国に広がっています。毎週金曜日に行なわれる首相官邸前デモは10万人の規模になり、「7・16」の代々木公園には17万人の人々が集まりました。

目立つのは、政党や組合の動員ではなくツイッターなどの呼びかけで集まった人々の姿です。子ども連れの若いカップルもたくさんいます。こうした新しい動きに「革命」との評価も出てきています。

本増刊号はカラー32ページ。「路上からの革命」を写真中心の企画でまとめました。官邸前デモ、「7・16」の空撮を始め、全国のデモの様子も網羅しています。また一般募集した写真を数多く掲載しました。

「歴史的事件」を市民の方々とともに残したかったからです。ぜひ、お手にとってください。

<おもな内容>
首相官邸前抗議行動/さようなら原発17万人集会/国会大包囲/首相へ直接要
求・勧告行動/大飯原発を停止せよ!/全国へ、世界へ路上からの革命のうねり

二重のアセンブリ       柄谷行人
関電のウソ          広瀬隆
アクションの先にあるもの   <鼎談>雨宮処凛/鎌田慧/ミサオ・レッドウルフ
福島の人達のいま       畠山理仁
市民主義の成立(再録)    久野収

この増刊号は書店のみの発売になります。定期購読には含まれませんので、定期読者の方はぜひ書店でお求め下さい。
*「ブックサービス」に電話(0120−29−9625)かWEBサイト
http://www.bookservice.jp/)
から注文できます。
*音訳版もあります。

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 【5】催し物のご案内


★東電取締役に責任を取らせるために
5.5兆円を被害賠償に!
1部:河合弘之/おしどりマコ&ケン
2部:パネルディスカッション
   海渡雄一/木村英昭/吉岡斉

日時:3月16日(土)14時〜16時半(開場13時半)
場所:東京都・渋谷商工会館2階大研修室
(渋谷駅3分、渋谷郵便局裏)
参加費:1000円
問合せ:090−6183−3061(木村)
主催:東電株主代表訴訟/脱原発・東電株主運動
ふぇみん婦人民主クラブ
協賛:『週刊金曜日』

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