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安倍内閣もはや打倒の他はなし〜12.6川柳デモ報告
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秘密保護法廃案12月6日大集合 日比谷野音からあふれる人々
なのに成立 次は民主主義を取り戻す闘いを  川柳デモ報告

                   笠原眞弓

川柳デモの待ち合わせは、日比谷図書館前。既に乱鬼龍さんは来ていた。18時少し過ぎだったが、もちろん、もう野音の中には入れない。薄手のベニア板に川柳を書く。

「民主主義殺して独裁カマもたげ 白眞弓」
「国会でなぶり殺さる民主主義」
「保護の名の影に警察 軍ぞろり」
「秘密法こんな国なら国を討つ 乱鬼龍」
「安倍内閣もはや打倒の他はなし 乱鬼龍」
「秘密法NO! もう世直しの他はなし 乱鬼龍」
「満腔(まんくう)の怒りを込めて五七五 乱鬼龍」
「もの言えば十年覚悟秘密法 なずな」
の他、既にところどころ黒塗りの
「■■をも■■■をも塗りつぶし■■■秘密法」

などが掲げられた総勢7人の川柳デモは、ちょっと人目を引いた。うまく先頭の第2団に入れたので、18:30には出発。国会前では、21時ころ休憩に入り、30分頃再開とのニュース。そして私たちが疲労困憊して戦線離脱した後の、23時20分ころ可決してしまった。
この圧倒的事実の前で、今後どのように闘えばいいのか、腰を据えて考えたいと思う。と口ではいうのだが、私自身、どうしていけばいいのか、かわからないのが正直なところ。
ところで、日比谷でもデモ中でも、何人もの知人に会った。ということは、この法案が国会を通過するという国民的不幸を、何とか止めたいという思いが強く、家で座していられなかったということなのだ。
それにしても、22時少し前になってもまだ野音からデモ隊が続々出てきたのには驚いた。参加者は前回を2倍も上回る15000人とも聞いたが、もっと多かったのではないか。

一夜明け、「説明したら、ある程度分かって6歳の子どもも一緒に来ました」というお母さんを思い出し、私も孫のいのちを守るために、さらに次のラウンド「民主主義を取り戻す闘い」に向かって行かねばと強く思っている。

今日の警備の警察官は、なぜかソフトムードでいいのだけれど、どことなく裏がありそうなのが、気になった。


Created by staff01. Last modified on 2013-12-08 00:11:04 Copyright: Default

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