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写真速報 : 「仕事のあとの女子会TV」マタハラめぐっておしゃべり
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 女性たちの“公開おしゃべり会”として始まったインターネットテレビ「仕事のあとの女子会TV」が8月9日にはじめて放送された。仕事や生活面での問題について、悩みを持ち寄る場所として始まった番組の放送現場の「スペースきんとう」には、20人以上の女性たちが集まり、妊娠や出産、育児を機に退職勧奨される「マタニティーハラスメント」(マタハラ)について意見を交わした。

 「産ませない社会」著者の小林美希さん(写真上)が出演し、妊娠中に会社からの嫌がらせでよりハードな仕事に異動させられた女性たちの切迫流産率などの事例を紹介。妊娠したことが「悪いこと」のように受け止められる会社の対応などを批判した。本来、妊娠した女性に対して会社が配慮して環境が変わっていれば、年間出産件数は現在の2万5000より多い12万4000件になるだろうという驚くべき試算も提示された。

   *橋本佳代子弁護士(左)・板倉由実弁護士(右)

 労働基準法や雇用均等法などの解説もあり、母体保護のために法律整備がされている実態を知る機会だった。たとえば、正社員に限らず、非正規社員でも働く女性が妊娠中に配置転換を希望するなどの権利が認められているなど、現実ではあまり周知されていない。企業もさることながら、労働者自身もこれらの法律を活用していくべきだという話も出た。

 最後は、ワーク・ライフバランスや子育てなどは女性を対象に語られるが、男性の働き方こそ見直されるべきであり、両性ともにバランスが保たれれば、子育ても容易に協力できる環境が整うという意見に終わった。

 ギャラリーからは、裁判の勝率や、事例などについての質問もあり、現場からの意見も飛び交った。「仕事のあとの女子会TV」は、今後も放送を続けていく予定ではあるが、日程は未定。(番組司会・松元ちえ)

「仕事のあとの女子会TV」アーカイブ(1時間)


Created by staff01. Last modified on 2013-08-10 00:08:19 Copyright: Default

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