本文の先頭へ
LNJ Logo 写真速報 : 過労死問題を追及するマスコミ記者を表彰〜第7回中島富雄賞授賞式
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 0804shasin
Status: published
View


過労死問題を追及するマスコミ記者を表彰〜第7回中島富雄賞授賞式

8月4日「過労死をなくそう!龍基金・第7回中島富雄賞授賞式」が、東京・すみだ産業会館ホールで開催された。参加者は主催者の予想をはるかに上回る146人。「渡邉美樹参院立候補などワタミ問題への関心が広がっている反映」と主催者をみている。今回受賞したのは、過労死問題を粘り強く追いかけて報道している『東京新聞』中沢誠記者と皆川剛記者、『産経新聞』の小野木康雄記者の3人だった。挨拶に立った皆川記者は「取材でわかったことは、ワタミの店長は20代と若く渡邉美樹の理念に共感していること。長時間やキツイ労働も自分が成長するための“修行”と思っている。ただ外からブラック企業と批判するだけでなく、この人たちの心にも響く報道をしていきたい」と述べた。『産経』の小野木記者は「『産経』は右だと思われているが、過労死問題に右も左もない。原点は遺族であり一人ひとりの労働者だ。これからも続ける」と語った。記念講演は『毎日新聞』東海林智記者で、安倍政権のもとで始まる「限定正社員制」が、社員同士の大競争を生み過労死をさらに増やすこと、「過労死防止基本法」をつくることが反撃の第一歩であることなどを熱く語った。会には選考委員の福島みずほ議員も駆けつけた。(M)

↓会場をうめた参加者

↓ワタミの報告をする過労死遺族・森夫妻

↓龍基金の代表・すかいらーくの過労死遺族 中島晴香さんから、3人の記者に表彰状が渡された

↓記念講演・東海林智さん「労働は商品ではない〜命と働く尊厳を守るために」


Created by staff01. Last modified on 2013-08-04 20:44:02 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について