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原子力ムラの腐った構造を斬る〜「あおぞら放送」で木原壯林さん
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原子力ムラの腐った構造を斬る〜「あおぞら放送」で木原壯林さん

化学研究者・木原壯林(そうりん)さんが7月19日「あおぞら放送」に特別出演し、1時間にわたる「講演」を行い、原子力ムラの腐った構造を解き明かした。木原さんは、規制委員長の田中俊一氏とは「日本原子力研究所」時代の同期で、原子力業界のウラのウラまで知り尽くした人物だ。この日はパワポを使いながら、原子力問題のすべてを全面展開した。とくに興味深かったのは、御用学者を育てるためにシステム化している膨大な補助金である。お金がなければ研究できないため、若い研究者はひも付きのお金に頼るしかなく、どっぷり浸かっていく。そしてとにかく儲かるのが「原発」。政治家・官僚・企業・学者・地域などが群がり、日本資本主義の屋台骨になっていることがよくわかる。世論が「脱原発」を求めても、いっこうに変わらない今の現実が見えてくる。(M)

放送アーカイブ(83分)

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