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報告 : 第84回メーデー郡山集会〜脱原発に向け、運動の強化を決意!
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第84回メーデー郡山集会 脱原発に向け、運動の強化を決意!

 5月1日、福島県郡山市で「働く者の権利を守る第84回メーデー郡山集会」が開催され、会場となった郡山市労働福祉会館大ホールは椅子が足りなくなるほどの参加者で埋まった。(主催:同集会実行委員会)

 郡山メーデーは、震災があった2011年も会場が壊れて使えない中でも行い、毎年開催してきた。今回は「権力による憲法改悪とも闘うことを学びあえる場に」(同集会実行委員会事務局長、阿部昭比古さん)と評論家の佐高信さん(写真下)を招き「原発をなくすために必要なこと」と題した講演が行われた。

 佐高さんは、「安倍内閣は、いわゆる『改憲』勢力が驚くほどの『壊憲』を行おうとしている」「それだけ権力も必死になっている」と強調。今が、闘う側も肝をすえなければいけない時期だと発言した。

 闘いの報告では、労働組合だけでなく震災後継続して取り組まれている市民の闘いも紹介された。

 安心・安全アクション郡山(3a)の野口時子さん(写真上)は、新しく郡山市長となった品川市長の初登庁に合わせ申し入れをしたことを報告。被ばく労働を考えるネットワークの岩下雅裕さん(写真下)は、「除染や原発関連施設で働く労働者の労働条件改善が実現しない限り、原発を根絶やしにできない」と発言した。

 震災後3年目を迎え、労働組合と市民運動がさらにつながることの重要性を参加者全員で感じた集会であった。(湯本雅典)

↓集会実行委員会事務局長、阿部昭比古さん

動画(YouTube ユニオンチューブチャンネル)


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