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報告:釜ヶ崎日雇労働者たちのメーデー
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ある大阪のメーデーから

  釜ヶ崎日雇労働組合は、地区内で第44回メーデーを闘い、デモ後大阪市役所横で対 市行動。集会を持ったあと、中之島メーデーへ合流した。

  私は、中之島(注:大阪市役所所在地)から合流したが、労働者達ののぼりのスロー ガンを一部紹介したい。

 *野宿させるな!仕事をよこせ! *米軍支援予算より、就労支援対策を! *全国の日雇労働者・非正規労働者は共に闘おう!

 組合からの発言の中に、長い事寄せ場労働者は、市民社会から疎外されてきた、という 言葉を聞いた。 私は、学生時代にはじめて釜ヶ崎労働者と出会った事を思い出した。  「なまけているから、あんな風になる」と、野宿をせざるを得ない人々を、指弾して きたのは、私たちの側であった。  「俺たちも、同じ労働者だ。共に闘おう、野宿をさせない社会を作ろう」と、彼らは 訴える。そうだ、誰でもが生きられる社会を、一緒に作ろうと改めて感じさせられた日 であった。(黄金餅)

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