本文の先頭へ
写真報告(Shinya) : 1年が経った官邸前金曜デモ
Home 検索

〔写真報告〕2013.3.15官邸前行動 Shinya

日本のどこにも原発いらない! 世界のどこでも原発いらない! 未来のどこでも原発いらない!

 

 3.11から丸二年、官邸前の金曜日デモか始まって一年が経った。福島の現実は収束の方向に向かっているわけではない。事故によって隠されていた原発の正体が、人の手に負えない過酷な姿となって現われてきているのが現実だ。原発さえなければみんな仲良く暮らしていた日々を失った福島は、現実と未来に不安を抱き苦しみたたかっている。マスコミの報道が風化していくなかで、毎週金曜日の官邸デモは「原発再稼働を許さない」という全国の民衆の意思による未来への警鐘の場となっている。

 朝日新聞は翌朝の社会面で珍しく、「消さない 官邸前の灯」のタイトルで官邸前の行動を写真入りで大きく報道している。「脱原発を望む人が減っているわけではない。毎週行動を続けることで、灯台のともしびのような存在になっている」と、ミサオ・レッドウルフさんの言葉も紹介している。しかし記事は「参加者が激減」「若い者をあまり見かけなくなった」「無意味とは思わない」、さらに今では参加しなくなった女性が「限界を感じた。デモで何かが変わる状況ではなくなった」と打ち明けたと報道している。こうやって、茂木経済産業省が経産省前テントは不法占拠であり、法的手段で撤去したいとの発言を一緒に載せる。『朝日』らしい誌面作りだ。茂木も違憲選挙の違憲国会のことは頬かむりである。

↓官邸前の思い思いのプラカードは民衆の心の叫び この国の姿を写す鏡

↓「世界に先駆けて原発を止めることこそ、安倍首相のやるべきこと」と川崎から来た男性。

↓「もうすぐ八十になる老骨にむち打って、全国を行脚しています。安倍総理の母親の世代です。総理大臣、こんなバカ息子を育てた覚えはない、死んでも死にきれない」と柏崎から来た安久さん。

↓「福井から来た。原発で働いていた。原発を止めて欲しい。今も原発から放射性物質が出ている。みなさんを蝕んでいることを忘れてはいけない」1981年に全国で初めて原発下請労働者の組合を作った斉藤征二さん(72歳)。

↓「ここのことを台湾に帰って知らせます。みなさんと一緒に、がんばります」台湾から参加した学生たち。6人? 

↓国会正門前。「経産省はテントを撤去しようと裁判に訴える。テントを守ろう。テントは正義だ」

↓テントひろば。関西で起きた不当逮捕への支援を訴える東京救援会。関西を許せば東京も許してしまう。

↓財務省脇にオープンした「金より命 星空喫茶」。だれでも飛び入りで話し合うことが出来る。

↓官邸前行動が終わった経産省前。安倍首相のTPP交渉参加に抗議し座り込み行動をしていた人たちが合流。「日本を取り戻す」は安倍ではなくオバマの言葉だ。


Created by staff01. Last modified on 2013-03-16 22:52:58 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について