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平成の沖縄一揆!〜NO OSPREY 東京集会に4000人
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NO OSPREY 東京集会に4000人

1月27日、日比谷野外音楽堂に4000名を超える人々が参加し、オスプレイ配備撤回!普天間基地の閉鎖・撤去!県内移設断念!NO OSPREY 東京集会が行われました。

壇上には沖縄全41市町村の首長・議長、県会議員、沖縄選出国会議員、実行委員がずらりと並びました。これほど大規模な上京要請はかつてなかったとのこと。5名の共同代表で組織し、オール沖縄で、総理大臣に対する直訴行動と関係大臣への要請行動を行うために沖縄からやってきました。

共同代表で市長会会長の翁長雄志(おきながたけし)さんは、「沖縄県民はオール沖縄で基地・沖縄の未来を考えている。基地でメシを食ってるわけではない。米軍は沖縄の経済発展の阻害要因になっている。日米同盟、安保同盟について日本全体で考えてほしい」と訴えました。

また全31町村会会長の城間俊安さんは「沖縄に74%の基地を押し付けている日本国民は、沖縄県民の怒りをわかちあってほしい。沖縄の状況を知ってほしい。怒りを、痛みを知ってほしい」と訴えました。

また町村議会議長会会長の中村勝さんは「沖縄県議会、全41市町村議会でオスプレイを持ってくるなと決議した。10万余の県民が集まって、沖縄にオスプレイはいらないと県民大会を行った。にもかかわらず10月、世界一危険な普天間飛行場にオスプレイが配備された。許せない。一日も早くオスプレイを撤去してほしい」と訴えました。

28日に安倍晋三総理大臣に提出する「建白書」が読み上げられました。これは平成の沖縄一揆であると行動提起で話されました。沖縄の不退転の決意を受け止めてほしいと。

集会後、沖縄からの代表団を先頭に銀座パレードが行われました。 数寄屋橋交差点には日の丸の小旗を持った集団が待ち構えていました。「オスプレイで尖閣を守れ」というプラカードを持ち、デモ隊に対し「売国奴」などと叫んでいました。

かなりの組織動員でした。驚きあきれ、怒りがこみあげました。オスプレイが空飛ぶ欠陥機であり、毎日爆音をまきちらして沖縄の人々の頭上を飛んでいることや、米軍が沖縄を占領地のごとく傍若無人にふるまっていることを知るべきだと本当に腹が立ちました。 (尾澤邦子)


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