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東部労組市進支部結成の公然化記者会見
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皆さんへ。

東部労組の菅野です。お知らせします。 本日(1月16日)、全国一般東京東部労組市進支部結成の公然化記者会見を行いました。

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20年以上も1年契約を反復
「名ばかり有期雇用」を許さない!

学習塾大手で「市進予備校」「個太郎塾」などを展開する株式会社市進の事業形態の一つである「市進学院」(小・中・高生対象の学習塾)の専任講師7名が昨年12月13日、労働組合「全国一般東京東部労組市進支部」を結成しました。

市進学院の専任講師は、一年ごとの有期雇用契約で働いており、組合員について言えば20年以上に渡って契約を反復更新しています。しかし、実態としては常用雇用=期間の定めのない契約に等しい状態であり、まさに「名ばかり有期雇用」と言えるような状態です。会社は、一年ごとの契約更新を奇貨として賃金のカットなど労働条件の不利益変更を講師に強いてきました。また、専任講師に適用される就業規則には、「50歳での更新が最後」、すなわち51歳以降での雇い止め(契約の更新はしない)ことが明記されています。有期雇用の規制を理念として改正された労働契約法、また、50歳以降の雇用を行わないというやり方は、高年齢者雇用安定法の精神にも反するものと言えます。

未来を担う子供たちを教育する講師たちが、毎年雇用の不安にさらされながら、また、労働条件切り下げの不安におびえながら授業を行っているのが市進学院における実態です。講師たちは、このような実態を改善しようと労働組合を結成しました。 市進支部は1月16日、組合結成を公然化。会社宛に結成通知・要求書・団体交渉申入書を送付するとともに、厚生労働省貴社クラブで記者会見を行いました。

多くの記者が参加した記者会見。長年にわたる有期雇用反復の実態に、記者たちは驚いた表情を浮かべていました。 市進支部並木委員長、安田書記長はじめ、組合員からは、有期雇用を理由とする労働条件不利益変更の実態と、生活の不安定さ、それに対して労働組合結成に立ち上がった決意などが語られました。

詳細「ブログ労働相談センター・スタッフ日記」(写真も) http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/d8d5936c50724d420792fd0e115b2c5c

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