園良太さんの第3回公判ー検察側証人が強権的排除の計画を暴露 | |
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今年2月、東京都江東区の竪川河川敷公園の改修工事に伴う野宿者排除の強制代執行について江東区に抗議した支援者らを暴力的に排除し、その過程で園良太さんを逮捕し、威力業務妨害罪で起訴し、拘留が続いている。11日東京地裁で園さんの第3回公判が開かれ、支援の傍聴者が100人近く集まり、抽選で38人が傍聴した。この日検察側の2人の証人調べが行われた。最初の証人は当日の江東区役所の警備責任者だった高垣道路課長で、野宿支援者らが当日会談を約束していた工事責任者の荒木水辺と緑課長との会談を求めたのに荒木課長に応対させず、区役所員70人という最大の警備態勢を敷いて最初から弾圧を用意していたことを証言した。そして、事前の警告もなく突然に面会要求者らに退去命令を出して、園さんらを職員の手で強制的に排除した。
2番目の証人の荒木課長は、支援者らが自分に面会要求をしていた2階の水辺と緑の課の上の3階の道路課に居たにもかかわらず応対しなかったと証言した。弁護人からの反対尋問で、荒木課長は野宿者たちに対して工事に伴う無理な追いたてをしないなど4つの約束を交わしていたことも告白した。そして、9日に話しあうことを約束しながら、8日の強制代執行を自ら決定したと語る。弁護人から話し合う約束と代執行の決定は野宿者らへの背信ではないのかとも詰め寄られたが、弱々しく否定するのみであった。この日の審理を通して江東区が最初から園さんら野宿支援者らを強権的に排除する方針であったことを暴露された。 次回公判は9月13日。 <報道部TM> Created by takaheims. Last modified on 2012-06-11 22:26:20 Copyright: Default |