野田総理の地元(船橋市)で超ローカルな超インパクトある集会デモ――選挙民は黙っていられない | ||||||||||||||||||
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7月22日に、野田総理の地元つまり私の選挙区で「原発さよなら千葉」主催の集会デモに参加した。野田氏の自宅は総武線の津田沼から新京成線に乗り換えて4分、薬園台にある。 堅苦しい挨拶抜きではじまり、マイクを向けられるとだれもが自分の言葉で話し始める。 さて、デモ出発である。踏切を渡るとこの町の繁華街。といってもスーパーを中心に数百メートルのみ。沿道では、横目で見ていく人、店から出てきて見物している主人、手を振る人も。なんといっても公安警察と県警写真班が多い。写真班は官邸前でも目立ってきたが、なにかあったら撮ると言っていた。なくても撮っていたけどね。 警備の警官のうるさいこと。耳元で「前を開けないで詰めて、ゆっくり歩いてください」とコールより大声で叫んでる。思わず「幼稚園の遠足じゃないんだから、そんな大声出さなくても大丈夫よ。のど痛めるし、疲れちゃう」と声をかけると静かになった。ところが今度は、そんなことは言わせないという勢いで全員が叫びだす。後で気づいたが、そういう声を必死であげていたところが事務所と自宅だった。 流れ解散後すぐに引き返し、野田邸前へ。大きな県警の輸送車と、警官、私服が数人で守っている。郵便受けは閉じられ、事務所へと張り紙が。塀には民主党議員の立て看板が数枚立ててある。家は普通の家といわれていたけど、本当に普通の、プレハブ工法のような家だったが、シャッターがぴっちりと閉じられていた。 事務所は、スーパーの駐車場に隣接して小さなビルの2階。そこの駐車場にも若い警察官が待機している。「みなさん、福島へ行ったでしょう」「ええ、20キロ圏にも行きました」「大変だったわね」「業務ですから……」「断れないしね。そういうのが私は我慢が出来ないの。また被曝するところに行かないで済むように、私たち頑張るからね。私たちを守ってね」頷く人もいれば、一生懸命無表情の人も。「そんなに肩に力入れなくて大丈夫よ。制服着ていたって、心は個人よ。自分の想いを大切にね。被曝したくないでしょ」と声を掛けて、今日のデモは終わり。 ところで「野田はやめろ」というコールには、唱和できなかった。野田が辞めても、この体質は変わらない。もっと根本を変えなければならないと思うから。
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