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たんぽぽ舎メルマガNO.1599〜経団連のような原発マフィア団体は解散せよ
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1599】
 2012年10月4日(木)その2地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします
                                転送歓迎
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 ★1.経団連のような原発マフィア団体は解散せよ
   原発利権の集合体が牛耳る経済界など要らない(山崎久隆)
 ★2.再稼働阻止は市民と議員の運動で - 自治体力は連続講座から
   10月16日(火)上原ひろ子さん講演会(反原発自治体議員・市民連盟)
 ★3.インド政府が不当にも空港で入国を拒否した、
   クダンクラム原発反対運動に連帯して訪問した日本人、入国できず。
             (ノーニュークス・アジアフォーラムの記事から)
 ★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
  10月13日(土)10時から、『さようなら原発・市川市民のつどい』
  市川市市民会館(本八幡駅北口徒歩8分、京成八幡駅徒歩5分)
 ★5.新聞・雑誌から
  どうなる国会の事後同意 信頼回復ほど遠く
  原発担当相も消極的。野党反発、民主内にも異論(10/4 東京新聞)
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 10月5日(金)は18:00〜20:00にたんぽぽ舎も参加します。もう1つある首相官邸「裏」からの抗議行動も紹介します
 
(呼びかけ) 木村(連絡先:080-5062-4196)
(日時)10月5日(金) 18時30分〜19時30分
(集合場所) 首相官邸「裏」
(官邸西側、地下鉄銀座線・南北線の溜池山王駅7番出口すぐ、首相官邸と山王パークタワーとの間の歩道)


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 ┗■1.経団連のような原発マフィア団体は解散せよ
  │  原発利権の集合体が牛耳る経済界など要らない
  └────(山崎久隆)
 
 「千年に一度の津波に耐えているのはすばらしいこと。原子力行政はもっと
 胸を張るべきだ」(昨年3/17北海道新聞)放射能をまき散らし、人々が各地を
 逃げ回っているさなかの2011年3月16日に、この言葉を発したのは米倉経団連
 会長。続いて4月7日には「関東大震災の数十倍の規模にのぼることも考慮す
 れば東電だけに責任を負わせるべきではなく、国が(主導して)損害賠償に対
 応すべきだ」(毎日新聞)とも発言。
  原倍法の免責は適用されないことさえ認識できない経営者。国による東電支
 援とは税金の投入に他ならず、国民負担をもって償えと言うに等しい。だった
 ら法人税を上げるのかと問われればそれは拒否するだろう。
  こんな愚か者達が日本の産業界を牛耳り、原子力マフィアの動力源になって
 いる。これだけでも原子力を延命させてはならない理由になろうというもの。
  危険きわまりない核をもてあそぶ(利潤追求の道具にする)経団連会長のよ
 うな存在がある限り、原発の再稼働は第2、第3のフクシマを引き起こすだけ
 だ。
  この経団連にノーを突きつけたのはグリーンピース・ジャパン。
  今週のお知らせより抜粋。
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  脱原発は「国益を損ねる」として原発ゼロ政策に反発している経団連。
  しかし実際には、原発依存をやめ、省エネ・自然エネルギー中心へと舵を切
 る政策次第で、電力供給を犠牲にすることなく新しい産業や雇用をつくり、エ
 ネルギー自給率引き上げによって国内で循環するお金を増やし、さらに中長期
 的な電力コストも低減できます。
  このことは、グリーンピースの『自然エネルギー革命シナリオ』をはじめ、
 研究・実例が既に数多く紹介されています。
  そこで、グリーンピースでは9月25日に経団連・米倉弘昌会長宛てに、
 今一番求められている企業の社会的責任を問う書簡を送りました。
  書簡の詳細はこちらのプレスリリースでご覧下さい。
 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2012412/pr20120925/
 
 大きな政治力を持つという経団連ですが、昨年の原発事故以降、脱原発を求
 める市民の力は、今や政治を動かすまでに膨らんでいます。
  経団連の中でも、はっきりとエネルギー政策に対して意思表明をしたのは全
 133団体中わずかに33団体。経済界も決して一枚岩ではないのです。
  そしてその経済界を支えているのは、消費者である市民の皆さまなのです。
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 ┗■2.再稼働阻止は市民と議員の運動で - 自治体力は連続講座から
  │   10月16日(火)上原ひろ子さん講演会
  └────(反原発自治体議員・市民連盟 布施哲也)
 
 大飯原発再稼働は地元のおおい町と福井県が了解したからだというが、この
 「地元」は曲者で、電力会社や国から公然・非公然の多額のカネを受け取って
 きたので、そのカネに縛られて思考停止状態となっている。でも、それほど恩
 恵を受けて来なかった周辺自治体は様相が違う。
  緊急時防護措置区域を30キロ圏に拡するそうだが、そうなると、関係する自
 治体は格段に増えるし、その発言力も強くなる。
  私たちは、自治体に関わる連続講座を実施するとともに、周辺自治体とその
 議会への要請を実行します。講師は、脱原発首長会議の結成に大きな役割を果
 たした元国立市長の上原ひろ子さんと、静岡県湖西市長の三上元さんです。ま
 た、川俣町山木屋地区の子どもたちを受け入れている、地元出身の門馬ひで子
 さん(羽村市議)の講演も計画しています。
 
 ※ 上原ひろ子さん講演会 10月16日(火)午後6時45分から
 ※ 会場「スペースたんぽぽ」(千代田区区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)
 ※ 主催 反原発自治体議員・市民連盟(布施哲也)
 

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 ┗■3.インド政府が不当にも空港で入国を拒否した、
  │  クダンクラム原発反対運動に連帯して訪問した日本人、入国できず。
  └────(ノーニュークス・アジアフォーラムの記事から)
 
〜9月10日にインドのクダンクラム原発で平和的な抗議デモに対する大弾圧が
 ありました。クダンクラムの人々は世界に連帯を呼び掛けており、私たちも
 9月25日にインドを訪問しようとしました。しかし、下記の書簡に書いたような出来事があり、入国拒否され強制送還となりました。(中略)
  私たちのような小さな個人を標的にして入国を拒否するような、秘密主義と非民主的な態度がいったい何をもたらすのか、強い懸念を覚えます。そのような閉鎖された文脈の中で、武装警官隊が民衆に催涙ガスやこん棒で襲いかかり、力で民衆を抑え込みながら核がさらに膨張していくことに恐怖を感じます〜
 
(ノーニュークス・アジアフォーラムが発信した英文の書簡の日本語訳を
  抜粋で紹介します。全文はホームページをご覧ください
  http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/118a.htm )
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 核のない未来をめざす友人たちへ
 
 タミルナドゥ州で、クダンクラム原発に反対する歴史的な運動が続いていま
 す。世界中の人々が、その闘いに感銘を受け、連帯の意を表明したいと思って
 います。
  私たちも、連帯の思いを伝えるため9月25日にインドを訪問しようとしま
 したが、チェンナイ空港で入国を拒否されました。1時間以上に及ぶ取り調べ
 の後、入国拒否の書類に書かれたことばは「Inadmissible person(容認しが
 たい人物)」でした。欧米から核の商人を次々と呼びこんでいるインド政府が、
 私たちのような小さな市民の入国を拒否したことは、許されることではありま
 せん。私たちの経験を皆さんにも知っていただきたくてこの手紙を書いていま
 す。(中略)
 「あなたたちが国内線を予約したことはもうわかっている。だから、いくんだ
 ろう?誰があなたたちを招待した? 今ここの到着ゲートで待っているのは誰
 だ? トゥティコリン空港に誰が迎えに来る? 彼らの名前を言いなさい。電話
 番号も言いなさい。抗議行動に参加するんだろう!」彼らは大声で矢継ぎ早に
 質問してきました。そしてさらに驚いたことに、彼らはすでに私たちのインド
 の友人たちの名前を知っていたのです。私たちは恐怖を感じました。友人たち
 に何かが起きるのではないかと感じたのです。私たちは答えませんでした。
 (中略)
  原発に賛成する科学者や、原子力産業から金をもらった人々が次々とインド
 を訪れ、原発を擁護する発言を行っていることはよく知られています。こうし
 た人々のインド訪問は、インド政府によって許可されて行われているというよ
 りは、奨励されて行われています。インドが民主主義を標榜するなら、反対の
 見解を述べることも奨励されてしかるべきなのではないでしょうか。
 (中略)
 インド政府が私たちを入国拒否とし、インドの人々が私たちのために温めてい
 てくれたもてなしの気持ちを無にしたことは、本当に残念なことです。民主主
 義の社会においては、とりわけ原発のように複雑な問題を含んだ技術について
 は、抑圧されない雰囲気の中で、自由で公平な議論を尽くす必要があります。
 インドの原発推進側に、自由で公平な議論への準備ができていないことは明ら
 かです。(中略)
  原発に関して自分たちとは違う意見を持っているというだけでインド政府が
 私たちを入国拒否にしたことは、民主的な理想や言論の自由に関して脆弱であ
 ることの表れではないでしょうか。私たちは、このように秘密主義に貫かれた
 抑圧的な文脈の中で、原発のような危険な技術を導入することの結果を考える
 と、非常に恐ろしく感じます。
  今回、私たちはクダンクラムの人々や、クダンクラムの人々に心を寄せる
 人々に会うことができませんでした。彼らに会えなかったことは、本当に残念
 でした。しかし入国を拒否されたことによって、私たちの懸念はさらに強まり、
 連帯の思いはさらに強まりました。原発推進側は、世界規模で緊密に連携して
 います。そして、核の被害にも国境はありません。ならば私たちも、国や言語
 の違いを超えて、何千、何万の仲間たちが手をつなぎ合って、核のない未来の
 ために共に闘いましょう。 次の機会にインドでお会いできることを願ってい
 ます。
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 ┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆『さようなら原発・市川市民のつどい』
  福島原発事故の影響は? 放射能汚染の影響は?
  内部被ばくの影響は? すべての原発を廃炉にするには?
 日時 2012年10月13日(土)10時開会(9時半開場)
 会場 市川市市民会館(本八幡駅北口徒歩8分、京成八幡駅徒歩5分)
 
第1部 映画上映とフリートーク
  10:10〜11:30 映画上映「内部被ばくを生き抜く」(鎌仲監督最新作)
  11:30〜11:50 フリートーク
 第2部 講演のつどい
  12:30〜13:30 「おしどり」マコさん&ケンさん
  13:40〜14:20 桜井勝延南相馬市長
  14:20〜14:50 桜井市長と保坂展人世田谷区長 対談
  司会 上原公子さん(前国立市長)
  14:50〜15:00 質問
 第3部 映画上映
  15:20〜16:40 映画上映「内部被ばくを生き抜く(鎌仲監督最新作)
  16:40 閉会
 参加費 前売券1000円 当日券1200円 高校生500円 中学生以下 無料
 チケット申込み 電話047-302-0012 メールsyouji.nakamura0408@gmail.com
 主催 「さようなら原発・市川市民のつどい」実行委員会 


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 ┗■5.新聞・雑誌から
  └────
 
◆どうなる国会の事後同意 信頼回復ほど遠く
  原発担当相も消極的。野党反発、民主内にも異論
 (10月4日 東京新聞「こちら特報部」より)
 
 今月中には臨時国会が開かれる見通しだが、国会同意が必要なのに「緊急事
 態」を理由に、首相権限で任命された原子力規制委員会の委員人問題はどうな
 るのか。(中略)
  しかし、連立を組む国民新党の事務局は「国会にかけるべきだ」と主張する。
 自民党の政務調査会は「政府が同意を求めてくるのが筋。そうでない場合、ど
 の程度、どう対応を取るかは不明」と回答。公明、社民、みんな、たちあがれ
 日本、新党きづなは「今後の対応は未定」とし、国民の生活が第一の事務局は
 「党所属の議員の多くがこのままでいいのか、と言っている」と答えた。(中
 略)
  超党派議連「原発ゼロの会」に参加する公明党の加藤修一参議院議員は「国
 会軽視もはなはだしい」と憤る。「野田首相は昨年末、冷温停止状態で事故の
 収束を宣言した。緊急事態と言い訳するのは矛盾するのでは」(中略)
  同じく民主党の初鹿あきひろ衆議院議員は「党内でも人事の内容自体に反対
 する議員が多かった。国会の原発事故調査委員会で委員長を務めた黒川清氏ら
 を委員にすればよいのに」と語っている。


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