「私たちは忘れない 福島 避難区域の教師たち」がヒューマンドキュメンタリー映画祭でグランプリ | |
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「私たちは忘れない 福島 避難区域の教師たち」が、ヒューマンドキュメンタリー映画祭〔阿倍野〕2012、ヒューマンドキュメンタリ−コンテストでグランプリを受賞映像の自主製作をしています、湯本です。 今年7月のレイバー映画祭で上映していただいた、「私たちは忘れない 福島 避難区域の子どもたち」が、8月24日〜26日に大阪で開かれた「ヒューマンドキュメンタリー映画祭〔阿倍野〕2012」のヒューマンドキュメンタリーコンテストでグランプリを受賞しました。 この映画祭は、映画監督の伊勢真一さん(「大丈夫。〜小児科医・細谷亮太のコトバ〜」「傍(かたわら)〜3月11日からの旅〜」などを製作)がよびかけ、大阪の市民がボランティアで運営してきた映画祭で、今回で10回目となります。 映画「私たちは忘れない 福島 避難区域の教師たち」は3.11原発震災で休校を余儀なくされた学校の教員たちが、「兼務発令」という強制的な人事異動(福島県教育委員会により、昨年5月に発令)下で過酷な労働を強いられてきた現状を告発したものです。今年3月に完成し、以降図書館等で自主上映会が開催されてきました。 審査委員長の伊勢真一監督は、「この映画は、マスメディアが伝えていない『その人にとっての福島』を表現している」と評しました。 「兼務発令」の問題は、今年に入り原発に近い場所での学校再開が進む中、かなり「解消」されてはいるものの、再開された学校に子どもたちがほとんどもどってこないという別なかたちで、言わば「矛盾」が繰延されてきています。「復興」の段階ではないというのが、福島の現実です。 この映画を今後も広め、福島の学校現場の真実を伝えていきたいと思います。 *「私たちを忘れない 福島 避難区域の教師たち」(33分)のDVDは、1本2000円(送料200円)で販売中です。ご希望の方は、以下まで郵便番号、ご住所、お電話番号明記の上お申し込みください。↓ ↓湯本雅典さん ↓講評する伊勢真一さん Created by staff01. Last modified on 2012-08-28 15:13:14 Copyright: Default |