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陸上自衛隊第1普通科連隊（練馬基地）が、７月16〜17日にかけて、首都直下型地震発生に備えて、災害派遣を名目に23区区役所に対して、迷彩服に身を包んだ自衛官を各区に情報収集訓練として派遣を強行した。迷彩服に身を包んだ自衛官が市中を闊歩するのは、６月12日のレンジャー訓練に続くもの。

これに反対する、平和委員会や市民が16日午後18時半より抗議行動を取り組んだ。抗議行動に対して、自衛隊はＭＰを出動し、規制にかかり、警察官も動員した。

抗議の声がひびくなか、迷彩服姿の自衛官が23区に向けて徒歩で出発した。この突如の訓練に対応したのが、板橋区など７区と言われ、区役所を宿営地にした。板橋区の市民は17日８時半より区役所職員・市民に向けて自衛官の宿営地化の異常さをビラを配布しながら訴えた。

自衛官は10時半、自衛隊の車を区役所に横付けし、抗議の声を避けるように撤収した。（Ｋ）