JAL不当解雇撤回 緊急院内集会〜「このままでは死亡事故も」JALで重大な労災 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
4月9日午後、「不当判決」を受けて、JAL不当解雇撤回・緊急院内集会が参院議員会館講堂で開催されました。その中で、重大労災事故の発生が報告されました。以下、北健一さんのレポートです。(写真は、東海林智さん提供)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日本航空(JAL)で、重大な労災が相次いでいることが、9日参議院議員会館講堂で開かれた解雇撤回院内集会でわかりました。同集会は、おととし暮れに強行された整理解雇の撤回を求めて、解雇撤回訴訟の原告と支援者らが開いたものです。 集会のなかで、JALの現場で働く労働者らが、「JALでは昨年12月から、労働者が指を切断するなどの重大事故が3件起きた。会社も『このま まの状況が続くと、最悪の死亡事故にもつながる可能性が十分にあります』と文書で注意喚起している。ベテランが(解雇や自主退職で)職場からいなくなったことと、安心して働けないこととが絡み合って、こうした事態が起きていると思う」と訴えました。 内部文書などによると、このかんの事故は次の通り。 昨年12月 JALグループ会社・JGS東京 車両点検中に中指を切断 今年1月 ドアに指をはさみ中指を10針縫うけが 3月31日 右手人差し指の第一関節から先を切断 パイロットの解雇をめぐる訴訟の判決で渡邉弘裁判長は、解雇によって安全が脅かされることは「にわかに想定し難い」と言い放ちましたが、現場では、採算のために台風に突っ込む機長、肋骨が折れても乗務する機長、そして今回の相次ぐ労災など、すでに「想定し難い」事態が相次いでいます。 きょうの院内集会でも、内田妙子・客室乗務員原告団長(写真)は、「JALにとって最大のイベントリスクは事故だと思う」と指摘しました。(北健一) Created by staff01. Last modified on 2012-04-10 13:40:55 Copyright: Default |