「さよなら原発アクションinあいち〜いのちの集会」、名古屋集会デモに約800名、京都は6000名超え | |
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11日の「3・11」一周年に向けて、全国各地での行動が準備されているが、名古屋市中心部では、3月10日(土)「さよなら原発アクションinあいち〜いのちの集会」が久屋広場(名古屋市中区)にておこなわれ、約800人の参加者が会場周辺に集った。
集会は、おなじみの地元アーティストによるライブや朗読から始まった。 岐阜で避難生活を送る被災者・佐藤瑛気さんの発言には、集まった参加者や取材に集まったメディア関係者など、みなが静まって耳を傾けた。 佐藤さんは震災時、妻と7歳の娘と、福島第一原発から50-60kmの福島市内に住んでいたが、突然の事故により、それまでの生活が破壊され、避難生活を余儀なくされた。 「福島市では、公園や外で遊ぶ子どもたちの姿がほとんどみられなくなった。子どものために洗濯物や、布団を干せない。避難者と残留者の間で、家族や友人のきずなもばらばらになってゆく。いったい、わたしたちはどうなってしまうのか…」 長いデモ隊の列の最後尾には、昨夏から3度にわたる「大ナゴヤ大サウンドデモ」を呼びかけた若手グループが、サウンドカーとDJのリズミカルなコールで登場。 「原発とめろ。今すぐとめろ。子どもを守れ!野菜を食べさせろ!」リズムを取った呼び掛けと、色とりどりの手作りアピールが、週末の繁華街を歩く人々の目を釘付けにした。 今日のデモコースは通常より少し長めのルートをまわり、中部電力の本社ビルの前をさしかかると、参加者の声はひときわ元気になった。携帯のカメラで写真を取る若者が続出し、買い物客の注目をあつめ、沿道を巻き込む勢いの列が続いた。 デモ終了後の、「いのちのキャンドルナイト」では、震災で犠牲になったすべての人々への想いを込めて、会場に並べられた手づくりキャンドルに一斉に火がともり、次第に暮れる夕闇のなか、一人ひとりがそれぞれに震災被災者への思いをこめた。 また、この日、京都では「バイバイ原発・京都3・10パレード」が開催され、会場の円山公園野外音楽堂(京都市東山区)は、6000名を上回る人波にあふれた。京都市役所前のデモ解散地点まで、約2時間の長時間、デモ参加者は長い列を作って、脱原発を訴えた。明日、3月11日(日)には、大阪・中之島公会堂及び周辺エリアにて、「さよなら原発3・11関西1万人行動」が開催される。 (関西報道部ライター・木村ジョウ) Created by vein2. Last modified on 2012-03-11 04:30:14 Copyright: Default |