投稿者: 門真三中への「君が代」処分をただす会・会員I

２月６日、門真三中卒業式で教職員全員と卒業生１名除く全員が「君が代」斉唱時に着席した問題で、訓告処分を受けた川口教諭が、思想信条の自由・表現の自由の侵害だと争っていた裁判で、中垣内裁判官は、「訓告は市教委の裁量権の範囲内で違憲・違法ではない」という許しがたい判決を下した。

三中の方針は、ずっと「君が代」の斉唱・起立は強要せず、自主判断に委ねてきた。教師が着席を煽動した事実もない。これまで問題になってこなかった。それが、”沖縄集団自決・大江訴訟”の判決にむけて、全国の右翼が大阪に結集してきた日を狙って、サンケイ新聞が大々的に報道し、右翼の街宣車が三中に押掛け、抗議電話が殺到し、「一大事件」となったのである。

７０名の支援者と記者を前に、川口さんは「平和教育と『君が代』は矛盾する。反対・賛成どちらであっても，議論を充分行わないうちに、強制するのはおかしい。控訴して闘う。」と語った。処分をただす会の戸田門真市議は、右翼を三中に差し向け「大事件」にでっち上げたサンケイの政治目的の報道を弾劾した。「教育基本条例」で闘う教育労働者・労働組合員を処分し、市役所から労働組合をたたき出す橋下の組合敵視の新自由主義を許さず、川口さんの闘いを支援しよう！

---

Created by staff01. Last modified on 2012-02-12 17:01:49 Copyright: Default