労働者の雇用と生活を守ろう!
<荒川区西日暮里の印刷関連会社・フジ製版>
計画倒産に対して雇用保障を求めています
下町荒川区の地場産業のひとつが印刷関連産業です。
区内主要3社のひとつ「富士美術印刷」の子会社フジ製版経営は、9月14日に突然東京地裁に破産申し立てして倒産させ、社員全員を即日解雇しました。その負債額は8千万円、そのうちの7千万円が「労働債権」、具体的には本来積んでいなければならなかった退職金の引当金と一か月分の給料です。
経営する田中一族は、西日暮里界隈の大地主ですが、個人財産にはまったく手をつけず、金融機関からの融資もなく、倒産させたのです。これで18人の社員全員が路頭に迷うことになりました。
さらに、同一敷地内の同族経営の親会社は、製版委託金額を大幅にねぎり、経営悪化の大きな原因を作っています。なおかつ昨年、社長の退職慰労金に7千万円以上を支払うなど、一族が経営を私物化している状況で、子会社倒産の責任を引き受ける気配すらありません。
このような悪質な「偽装・計画倒産」を許していたら、世の中に失業者はさらにあふれてしまいます。何としても一族の経営責任を果たさせ、労働者の雇用と生活を守ることが重要です。雇用保障を求める地域デモを予定しています。
●10月26日(金)午後6時30分〜集会/7時〜デモ
●集会は、荒川区役所前の荒川公園です。(白石孝)
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Last modified on 2012-10-15 19:30:17
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