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報告 : オスプレイの配備に反対する首都圏集会に1000人
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8月5日(日)東京・日本教育会館で、オスプレイの配備に反対する首都圏集会が開かれ、1000人が参加しました。

当初「10万人沖縄県民大会と同時アクション!」として設定されたのですが、沖縄は台風の影響で延期。しかし首都圏で声を上げることが必要だと開催されました。

壇上には墜落するオスプレイの模型と、オスプレイ反対のジュゴンがかざられました。

高橋哲哉さん(写真下)が問題提起を行いました。「沖縄に圧倒的な犠牲が押しつけられる構造的な沖縄差別がある。沈黙は差別を容認することになる。今こそ、原発再稼働に反対するのと同じように、オスプレイ配備に反対する声を上げていこう。東京の政権を変えるために、声を上げよう」と話しました。

ゆんたく高江実行委員会は、MV22オスプレイがどれほどの大きさかを、布を広げて紹介しました(写真下)。白い布が会場いっぱいに広がり、これが低空飛行で爆音をまきちらしながら飛ぶという恐怖を実感しました。映像でも、オスプレイが過去4回事故をおこし、30人が犠牲になっていることが紹介されました。

沖縄現地からは、沖縄平和運動センター事務局長の山城博治さんと、ヘリ基地反対協議会の安次富浩さんから電話でメッセージがありました。安次富さんは、森本防衛大臣がオスプレイに試乗し「非常に快適」と言ったことについて「パフォーマンスにはだまされない。たかが1時間半程度で安全なんて言葉を吐く者は信用できない」と話しました。そして「地元住民をだまし続けながら沖縄に基地負担を加重させるのは許せない。海にも陸にも基地はつくらせない」と訴えました。

集会後、熱い太陽が照りつける中、沖縄のエイサーを先頭にデモ行進を行いました。(尾澤邦子)


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